コレクション展Ⅰ 中原佑介の言葉 ― コレクションを見るあたらしい眼

2006年4月から4年間、兵庫県立美術館の館長を務めた神戸市生まれの美術評論家、中原佑介(1931-2011)を特集します。国内外の戦後美術をその眼でとらえ続けてきた中原の言葉をたどりながら、ゆかりの深い兵庫県立美術館収蔵作品を展示します。

 

みどころ1|美術評論家、中原佑介と読む戦後美術戦後日本を代表する美術評論家、中原佑介。1955 年、23 歳のデビュー作「創造のための批評」以降、月刊美術誌『美術批評』をはじめとする様々な美術雑誌や新聞において、非常に多くの展評や作家論、芸術論を執筆し、また、『ナンセンスの美学』(1962 年)や『見ることの神話』(1972 年)など、美術に関する書籍を数多く残しました。
本展では、中原の著作物とあわせて、彼が論じた当館所蔵作家たちの作品や、当時、彼が実際に見たであろう館蔵作品を展示します。

みどころ2|大空間でみる “彫刻” たち1931 年生まれの中原佑介(本名:江戸頌昌)は、神戸市立成徳国民学校、兵庫県立神戸第一中学校を卒業し、戦後、旧制第三高等学校理科、京都大学理学部へ進学、ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹教授のもとで理論物理学を研究しながら、美術の世界へと足を踏み入れた異色の経歴の持ち主です。そんな彼の文章には「物質」というキーワードが頻繁に登場します。
本展では、中原の代表的な仕事として、著書『現代彫刻』(1965 年)や、第 10 回日本国際美術展(東京ビエンナーレ)「人間と物質」(1970 年)を参考に、多様に展開した 20 世紀以降の “彫刻” 作品を通して中原の考える「物質」という概念に迫ります。

 

開催情報

会期2026.4.28(水)ー9.23(水・祝)

会場兵庫県立美術館
https://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/j_2604/index.html

開館時間10:00ー18:00(入場は17:30まで)

休館日月曜日
ただし、5月4日(月・祝)、7月20日(月・祝)、9月21日(月・祝)は開館
5月7日(木)、7月21日(火)は休館

観覧料一般:550円、大学生:400円、70歳以上:250円、高校生以下:無料
障害者手帳等をお持ちの方(一般・大学生ともに):100円

※団体料金は展覧会ホームページでご確認ください。
※一般以外の料金でご利用される方は証明書を観覧当日にご提示ください。
※障害者手帳等をお持ちの方1名につき、介助者1名無料

主催
兵庫県立美術館

協賛
公益財団法人伊藤文化財団、サンシティタワー神戸(株式会社ハーフ・センチュリー・モア)、
一般財団法人安藤忠雄文化財団

協力
株式会社アートフロントギャラリー、株式会社現代企画室、BankART1929

宣伝美術
北風総貴(ヤング荘)

公式サイト
https://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/j_2601/

お問い合わせ
兵庫県立美術館 電話:078-262-1011

 

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