
夏休みに美術への扉をひらく展覧会。
現在活躍する和歌山ゆかりの作家の作品と、近代美術館の収蔵作品コレクションを合わせて、新しい視点から美術の世界へ案内します。
「なつやすみの美術館」展は、夏休み中に美術館の収蔵作品を様々な角度から紹介し、11回目をむかえます。今年は御坊市出身の野田裕示さんの作品を、これまでに野田さんが関わってきた作家の作品とともに紹介し、現代の美術の展開を野田さんの制作の歩みとともに振り返ります。
御坊市で1952年に生まれた画家・野田裕示さんは、絵画というもののあり方をテーマに、制作を続けています。多摩美術大学で学び、1977(昭和52)年に東京の南画廊で初めての個展を開いて以来、多くの展覧会で発表を続けてきた野田さんの作品は、絵画はどうしたら絵画になるのかと問いかけてくるようです。この展覧会では、そんな野田さんの作品を、野田さんが出会ったり、特に関心を持ったりした芸術家の作品と並べて展示します。野田さんを通して、美術館のコレクションが集まり、新たに出会う庭となります。
更に10月には橋本市の教育文化会館において、野田裕示さんの個展を開催。紀の国わかやま総文2021、紀の国わかやま文化祭2021の開催にあわせて、様々な文化に触れられる機会を増やします。
会場 | 和歌山県立近代美術館 1階展示室 |
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会期 | 2021年07月17日(土)~09月26日(日) |
開館時間 | 9時30分〜17時[入場は16時30分まで] |
休館日 | 月曜日(ただし8月2日、8月9日、9月20日は開館。8月10日、9月21日は休館。)
*7月31日(土)、8月1日(日)は「紀の国わかやま総文2021 美術・工芸部門」関連行事開催のため、一般の方の入場を制限する場合があります。 |
観覧料 | 一般520(410)円、大学生300(260)円( )内は20名以上の団体料金 *高校生以下、65歳以上、障害者、県内に在学中の外国人留学生は無料 *07月25日、08月22日、9月25日(毎月第4土曜日)は「紀陽文化財団の日」として大学生無料 |
主催 | 和歌山県立近代美術館 |
関連事業 | 和歌山県立近代美術館のサイトをご覧ください |