「ヒロシマ・アピールズ」ポスターは、グラフィックデザインを通して「ヒロシマの心」を国内外に伝えていく新しい平和希求キャンペーンとして、1983年に始まりました。当時の日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)会長、亀倉雄策による《燃え落ちる蝶》が最初の1枚として発表され、海外でも反響を呼びました。その後も毎年JAGDA会員1名がボランティアで1点ずつ新しいポスターを制作して事業は続きましたが、1990年にいったん休止され、戦後60年にあたる2005年から再開されました。
現在はJAGDA広島地区、広島国際文化財団、ヒロシマ平和創造基金の主催により実施され、平和市長会議の加盟都市への寄贈や2016年G7広島外相会合プレスセンターでの展示、2019年に広島を訪日したローマ教皇への寄贈など、海外に向けて平和を希求する心を発信しつづけています。
被爆80周年にあたる2025年、その幕開けをこれまでに制作された「ヒロシマ・アピールズ」ポスター全28枚の展示とともに迎えることで、いよいよ緊迫した世界情勢のなかで一人ひとりが平和について考えつづける大切さと、「核兵器のない世界」実現の切実さを伝えたいと思います。
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「ヒロシマ・アピールズ」ポスター全展示
会期|2025年1月15日㊌—2月9日㊐
開館時間|10:00–17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日|㊊
会場|広島市現代美術館 展示室B-1
観覧無料
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///同時期開催///
原田裕規:ホーム・ポート
開催中-2025年2月9日㊐
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