どこかで?ゲンビ and DOMANI「村上友重+黒田大スケ」※1/9~休場


広島城 二の丸で開催!写真と彫刻、ジャンルの異なる2作家がみる広島

※新型コロナ感染拡大の状況を受けた広島市の方針により休場します。今後については、決まり次第お知らせします
休館中に展開する「どこかで?ゲンビ」の一環として、写真と彫刻というジャンルの異なる2作家による、広島市内を中心とした調査や人々との交流を通した作品を紹介します。会場は、被爆時に焼失し、1991年に復元完成された広島城 二の丸です。幅広い写真技術を活用する村上友重は、広島に暮らす人々との協働を通した「広島の光の採集」とも言うべき活動を構想し、野外彫刻に関する映像作品を近年手がける黒田大スケは、広島の平和記念公園周辺などに設置される彫刻を題材とした作品に取り組みます。
なお、本展覧会は文化庁が実施している「新進芸術家海外研修制度」の成果発表の機会として開催される「DOMANI・明日展」との連携事業として実施するものです。

DOMANI・明日展の詳細について
https://domani-ten.com/2022/

○関連イベントの開催については決まり次第、休館中特設サイトでお知らせします

 

村上友重(むらかみ・ともえ)
1980年、千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部総合人文学科文芸専修卒業。東京藝術大学での勤務を経て、ノーザンブリア大学(イギリス)に在学。現在、広島県を拠点に活動。季節や時間帯によって移ろう光、温度や湿度で変わる空気など、見ているはずなのに見えない、不確かなものを風景のなかで捉え、写真作品として発表。近年は特に光への関心を深め、観察や分析といった行為も含めた作品の制作を試みる。主な近年の展覧会に、「絵画のなかの風景」なかた美術館, 広島 (2020)、「VOCA展」上野の森美術館, 東京(2016)、「《写真》見えるもの 見えないもの #2」東京藝術大学陳列館, 東京(2015)、「CONTEMPLATION : Emerging Female Photographers from Japan」Texas Woman’s University Gallery、テキサス、アメリカ(2013)など。主な受賞歴に、「Foam Talent」オランダ(2012)など。

黒田大スケ(くろだ・だいすけ)
1982年、京都府生まれ。広島市立大学大学院博士後期課程修了。彫刻家、橋本平八の研究で博士号取得。作品制作の他に展覧会の企画運営もてがける。アーティスト・コレクティブ「チームやめよう」主宰。現在、関西を拠点に活動。彫刻に関するリサーチを基に、近代以降の彫刻家やその制作行為をモチーフとしたパフォーマンス的要素の強い映像を制作、シリーズとして展開している。主な近年の展覧会に、「対馬アートファンタジア2020-21」対馬市,長崎(2021)、個展「祝祭の気配」トーキョーアーツアンドスペースレジデンシー,東京(2021)、「未然のライシテ、どげざの目線」京都芸術センター(2021)、個展「不在の彫刻史2」3331 Arts Chiyoda、東京(2019)、「瀬戸内国際芸術祭2016」小豆島旧三都小学校,香川(2016)など。

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どこかで?ゲンビ and DOMANI「村上友重+黒田大スケ」
会期|2022年1月8日(土)~2月13日(日) ※1/9~休場

開館時間|9:00~16:30 ※入館は閉館の30分前まで
会場|広島城 二の丸(広島市中区基町21-1
主催|広島市現代美術館、文化庁、広島城
※会期中無休、観覧無料
※新型コロナウイルス感染症の状況により会期等変更となる場合があります
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改修工事のため、ただいま休館中(リニューアルオープンは2023年3月予定)
休館中の活動は、ゲンビ休館中特設サイトで!

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