いよいよ完成!開館30周年記念誌「美術館の七燈」販売スタート!

広島市現代美術館は1989年(平成元年)に公立館としては国内初の現代美術を専門とする美術館としてオープンしました。つい先日、5月3日に30周年を迎えた当館では、現在、七つのキーワードから美術館の活動を振り返り、美術館そのものを考える展覧会、開館30周年記念特別展「美術館の七燈」(~5/26)が開催中です。そしてついに、展覧会のインスタレーションビューを収録した開館30周年記念誌「美術館の七燈」が完成しました!

 

広島市現代美術館の30年がギュッと詰まった展覧会カタログ

開館30周年記念誌である本書は、「美術館の七燈」展の内容に即しつつ、展覧会準備の様子や館の運営を外側から支えた友の会や市民企画スタッフについても「舞台裏」として編集。さらにはこれまでの館の試行錯誤を物語る配布物を紹介した「舞台表紙」など、展覧会では触れられなかった要素や写真も多数掲載!これまで支えてくださった皆さまに贈る1冊です。

 


 

開館30周年記念誌「美術館の七燈」

|目次|

終わりから始まりへ・広島市現代美術館の30年 福永治(広島市現代美術館館長)
「美術館の七燈」展と本書の構成について 松岡剛(広島市現代美術館主任学芸員)
会場見取図

1 「観客」参加によって成り立つ表現  
2 「蔵とシンボル」美術館建築と野外彫刻 
3 「ここ」広島、ヒロシマ 
4 「残すこと」作品の修復、コンサーベーションの現在
5 「積み重ね」資料と関連作品による活動の記録 アートディレクション:又又 
6 「(リ)サーチ」探索と逸脱 田村友一郎による新作インスタレーション
7 「あいだ、隙間、その他」隙間的スペースを活用した作品 

資料篇
舞台裏①
舞台裏②
そして、表舞台(4色/1色)
出品リスト

to be continued 寺口淳治(広島市現代美術館副館長)

|仕様|
価格:2,800円+税/285頁/A4変形/日英バイリンガル
執筆 エッセイ:福永治、寺口淳治、洲濱元子、松岡剛
   コラム:鵜尾佳奈、宇多瞳、後藤明子、笹野摩耶、角奈緒子、寺口淳治、松岡剛
作家解説:過去と現在の広島市現代美術館学芸員たち
編集:松岡剛、角奈緒子
翻訳:クリストファー・スティヴンズ
アートディレクション:岡本健+
ブックデザイン:岡本健+、遠藤勇人(okamoto tsuyoshi +)
タイポグラフィー(タイトルロゴ):岡澤慶秀
印刷:柏村印刷株式会社
発行:広島市現代美術館

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