企画展「デミタスカップの愉しみ」

 

ミントン デザイン:クリストファー・ドレッサー≪ターコイズ地七宝繋ぎに花文カップ&ソーサー≫(1871年)

 

19 世紀に中産階級が台頭したヨーロッパにはコーヒー文化が浸透し、そのなかで濃いめのコーヒーを飲むための小さなコーヒーカップ、デミタスの多彩なデザインがヨーロッパの名窯から生み出され、掌にのる小さなデミタスならではの超絶技巧や大胆なデザインが見どころとなっていきます。19世紀の半ば以降には、ジャポニスム様式が異彩を放ち、世紀末にはその影響を受けたアール・ヌーヴォー様式が発展し、そして1920年代からはアール・デコ様式のデミタスが登場します。本展では村上和美コレクションから精選したデミタスの逸品約380点により、時代の変遷を巡りながら繊細華麗なデミタスの世界を紹介いたします。

1 会  期 2021年4月17日(土)~6月13日(日)
2 会  場 群馬県立近代美術館 展示室1
3 開館時間 午前9時30分~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
        *休館日は月曜日(ただし5月3日は開館)、5月6日(木)
4 観 覧 料 一般900[720]円  大学・高校生450[360]円
        *[  ]内は20名以上の団体割引料金
        *中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
5 主  催 群馬県立近代美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
6 協  賛 ライオン、DNP大日本印刷、損保ジャパン、日本テレビ放送網
7 特別協力 リボリアンティークス、ロムドシン
8 監  修 岡部昌幸 (当館特別館長・帝京大学教授)
9 問 合 せ 群馬県立近代美術館
        370-1293 群馬県高崎市綿貫町992-1
        TEL.027-346-5560  FAX.027-346-4064
        http://mmag.pref.gunma.jp/

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