横浜市民ギャラリーあざみ野のシリーズ展「あざみ野フォト・アニュアル」では、写真表現の現在を切りとる企画展と横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展を毎年同時開催しています。
企画展「川崎祐 わたしの知らない場所の名前」
企画展では、気鋭の写真家、川崎祐の個展を開催します。
作家は、家族、郊外、故郷など、よくあるテーマを新たな写真として創造することを試み、2017年に自身の家族と故郷・滋賀県長浜市の風景を撮影したシリーズ「光景」で第17回写真「1_WALL」グランプリを受賞し、2018年「Scenes」で第44回木村伊兵衛写真賞最終候補者にノミネートされました。
本展では、「光景」と「未成の周辺」に、初公開となる「他人の場所」シリーズを加えた3つのシリーズをご紹介。文筆家としても活躍する、作家の書き下ろしテキストと共にご堪能ください。
■関連イベント
・対談「写真をめぐって」
日時|1 月25 日(土)14:00 ~15:30
出演|川崎祐(出品作家/写真家)、鈴木理策(写真家)
会場|3 階アトリエ
定員|50 名(要事前申込、先着順)
料金|500 円
・トーク+ライブ「撮ること、書くこと、奏でること」
日時|2 月15 日(土)14:00 ~16:00
出演|川崎祐、滝口悠生(小説家)、大野悠紀(音楽家/oono yuuki band主宰)
会場|3 階アトリエ
定員|50 名(要事前申込、先着順)
料金| 1,000 円 ※「五月のZINE」付き(当日お渡し)
・担当学芸員によるギャラリー・トーク
日 時|2 月1 日(土)14:00 ~ 14:30
会 場|展示室1 ※事前申込不要、参加無料
横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展「眼の技法 色・空間・動きのイメージ」
コレクション展では、収蔵する写真、映像関連資料をご紹介します。
眼の原理への関心は古くからありましたが、19世紀に写真が登場すると、色彩の感知や動きの認識など、当時の視覚研究と結びつき、カラー写真や映画の発明に繋がっていきます。本展では、人々がどのように新たなものの見え方を獲得したのかを、収蔵品のカラー写真、立体視、映像技術に関連するカメラ・写真・観賞装置・その他関連資料を通じてご紹介します。
■関連イベント
・講座「あざみ野カレッジ 幻燈とプロジェクションのイメージ」
日時|2 月8日(土)14:00 ~ 16:00
講師|日比谷安希子(コレクション担当学芸員)
会場|3 階アトリエ
対象|40名程度(要事前申込、先着順)
締切|2025年2月7日(金)
※参加無料
・ワークショップ「立体(ステレオ)写真を撮ってみよう」
日時|2 月11 日(火・祝)10:30 ~ 15:00
講師|橋本典久(アーティスト)
会場|3 階アトリエ
対象|中学生以上15名(要事前申込、先着順)
料金|3,000円(材料費込)
※12月1日(日)受付開始
・コレクション担当学芸員によるギャラリー・トーク
日時|2 月1 日(土)15:00 ~ 15:45
会場|展示室2 ※事前申込不要、参加無料
■開催概要
【展覧会名】あざみ野フォト・アニュアル2025
「川崎祐 わたしの知らない場所の名前」
「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 眼の技法 色・空間・動きのイメージ」
【会 期】2025年1月25日(土)~2月23日(日・祝) 29日間 ※1月27日(月)休館【時 間】10:00~18:00
【会 場】横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1・2
【料 金】入場無料
【主 催】横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
【助 成】(企画展)公益財団法人野村財団
【協 力】(企画展)王子エフテックス株式会社、平和紙業株式会社
(コレクション展)城西国際大学メディア学部