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連載 田中功起 質問する 7-4:片岡真実さんから2

田中さんが森美術館チーフ・キュレーターの片岡さんと、「日本とアジアのアート」を語る今回の往復書簡。前便で田中さんが問いかけた「アジアのキュレーターに課せられた二重性」について、片岡さんから、ご自分の経験に基づいた返信が届きました。奇しくもこの間には、ふたりが別々に関わった、201View More >

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連載 田中功起 質問する 7-3:片岡真実さんへ2

田中さんが森美術館チーフ・キュレーターの片岡さんと、「日本とアジアのアート」を語る今回の往復書簡。片岡さんからの最初のお返事では、近現代の歴史を丁寧にとらえつつ、これまで感覚を通じ共有されてきた日本特有の要素を言語化していく重要性も指摘されました。今回はそこで話題にのぼった展覧会View More >

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連載 田中功起 質問する 7-2:片岡真実さんから1

海外での作家活動を通して、以前より日本を相対的に見られるようになってきたという田中さん。身近なアート関係者の動きからマーケットの動向まで含め、いま「日本とアジア」からアートを捉え直すことへの興味を片岡さんに伝えました。もちろん、彼女がこれまで手がけた展覧会におけるアジア観への関心View More >

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連載 田中功起 質問する 7-1:片岡真実さんへ1

国内外で活躍する気鋭のアーティストが、アートをめぐる諸問題について友人知己と交わす往復書簡。ものづくりの現場で生まれる疑問を言葉にして、その言葉を他者へ投げ、投げ返される別の言葉を待つ……。第7回の相手は、森美術館チーフ・キュレーターの片岡真実さん。約3ヶ月の間にそれぞれ3通の手View More >

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連載 田中功起 質問する 6-6:林卓行さんから 3

「制作の予定調和を回避するために」と題した往復書簡の最後の返信では、自身の作品を例として作品の終わりとメディアの関係について論じた田中さんの返信に対し、林さんはカントを援用しながら、「作品としてのできごと」とメディアの関係性について論じます。 田中功起さんの第3信はこちら|往復書View More >

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連載 田中功起 質問する 6-5:林卓行さんへ 3

「メディウム」と「end (終わり=目的]」の関連を議論のテーマにという林さんの希望に応え、作品の終わりとはメディアによって決定されているのではないかという問いについて、さらに「作品」と「展覧会」の関係性も射程にいれた、田中さんの最後の返信。 林卓行さんの第2信はこちら|往復書簡View More >

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連載 田中功起 質問する 6-4:林卓行さんから 2

第2信にて理念的にオープン・エンドの作品とはどういうものかを明確化した田中さん。林さんは、リレーショナルアートにおける権力性への批判を展開しながら、「展覧会」の時間と空間から作品は自由でありえるのかという、田中さんが設定した問いについて考察します。 田中功起さんの第2信はこちら|View More >

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連載 田中功起 質問する 6-3:林卓行さんへ 2

リレーショナル・アートやプロジェクト・ベースの作品における「終わり/目的」の有無について問いを投げかけた林さん。田中さんの第2信では、これに応えるかたちで、終わりのない(オープン・エンド)作品を分析し、さらに自身の作品についても言及していきます。 林卓行さんの第1信はこちら|往復View More >

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連載 田中功起 質問する 6-2:林卓行さんから 1

「彫刻」と「オブジェ」の概念をめぐる問題提起をした、昨年の林さんのレクチャーを糸口とし、田中さんは第1信にて、まず彫刻における「予定調和」的な作品のうちに、制作における回避すべき問題があると指摘。さらに3つの種類に予定調和を分類しました。その分類に対する林さんの考えとは。 田中功View More >

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