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連載 田中功起 質問する 6-1:林卓行さんへ1

国内外で活躍する気鋭のアーティストが、アートをめぐる諸問題について友人知己と交わす往復書簡。ものづくりの現場で生まれる疑問を言葉にして、その言葉を他者へ投げ、投げ返される別の言葉を待つ……。第6回の相手は、美術理論・美術批評の林卓行さん。約3ヶ月の間にそれぞれ3通の手紙で「制作のView More >

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広州のアフリカ人 文/日埜直彦

広州のアフリカ人 文/日埜直彦 Photo: Naohiko Hino 中国南部、香港の西側、内陸に入り込んだ珠江デルタに中国第三の人口を抱える都市、広州がある。北京や上海の国際都市としての発展ぶりと比べると対外的には影が薄く、仕事上の必要でもなければ特に訪れたくなる都市ではないView More >

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連載 田中功起 質問する 5-6:沢山遼さんから3

作品と批評との関係を考える往復書簡第5回。書簡の最後となる、沢山さんの返信では、震災が様々な領域にどのような影響をもたらしたか、そしてその中でなお批評の根拠となるものとはなにかについて、論及しています。 田中功起さんの第3信はこちら|往復書簡 田中功起 目次 件名:経験的レベルのView More >

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連載 田中功起 質問する 5-5:沢山遼さんヘ 3

批評をめぐる往復書簡の第3信目。書簡の2信目のやり取り後におきた、東日本大震災と原発事故をLAで受け止めた自身の経験を通して、田中さんが直接的/間接的な体験の差、さらに作品を経験することについて考察します。 沢山遼さんの第2信はこちら|往復書簡 田中功起 目次 件名:その後のことView More >

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連載 田中功起 質問する 5-4:沢山遼さんから 2

「批評」そのものの可能性をめぐって美術批評の沢山さんと交わす往復書簡の第2信目。批評する態度を自己分析する態度と言い換え、作家が作品をつくる行為と、批判家の近似性を指摘した田中さんの論を受け、進化論的アプローチから差異と反復について考えます。 田中功起さんの第2信はこちら|往復書View More >

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追悼-多木浩二 文/八束はじめ(建築家、建築批評家)

多木浩二さんが亡くなられた。私などとはちょうど20歳の開きがあるのだが、常に対等の目線で話される方であった。近年は検査入院をされたりと、お目にかかる機会もなかったのだが、多木さんが最後まで全幅の信頼を置いておられた建築家坂本一成さんからは、連絡されたらお喜びになるよといって頂いてView More >

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連載 田中功起 質問する 5-3:沢山遼さんヘ 2

「ジャーナリズムの一形態としての美術批評はある役割を終えた」という前提に立つ沢山さん。その上で、芸術批評の役割とは、これまでとは全く異なる相貌や重要な細部を浮かび上がらせることであると指摘。往復書簡第2信は、誰もがもつ「批評的態度」というものに焦点を当てて考えます。 沢山遼さんのView More >

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追悼-中原佑介 人間と物質のあいだに 文/南嶌宏(美術評論家)

写真提供: 兵庫県立美術館 戦後の現代美術界を牽引されてきた中原佑介先生の訃報に触れ、いまだにその死を受け止められないでいる。昨年の針生一郎先生の死に際しても、また先んじる東野芳明先生の死に際しても、毅然として感情的な表情を見せず、何かを懐かしんでも、そこには何も生まれない。終わView More >

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連載 田中功起 質問する 5-2:沢山遼さんから 1

第1信であげられた、「批評」の役割をめぐる3つの問題――作品自体に内在している批判性について、批判が生み出す新たな視点について、そして実際に見ていない作品について書くことの有効性について。作り手の立場から投げかけられたこれらの問いに批評家はどんな球を投げ返すのか。 田中功起さんのView More >

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連載 田中功起 質問する 5-1:沢山遼さんヘ 1

国際的に活躍する気鋭のアーティストが、アートをめぐる諸問題について友人知己と交わす往復書簡。ものづくりの現場で生まれる疑問を言葉にして、その言葉を他者へ投げ、投げ返される別の言葉を待つ……。第5回の相手は、美術批評の沢山遼さん。約3ヶ月の間にそれぞれ3通の手紙で「作品と批評との関View More >

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