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【特別連載】杉田敦 ナノソート2017 no.7「不機嫌なバー、あるいは、政治的なものに抗するための政治」

パリ、ヴィラ・ワシリエフの「no hospitality, but bar」   不機嫌なバー、あるいは、政治的なものに抗するための政治 文 / 杉田敦   国際展を巡ることがヨーロッパ滞在の主な目的のひとつではあったが、もうひとつ心がけていたことがあった。展View More >

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艾未未(アイ・ウェイウェイ)のニューヨーク:デュシャン+ウィトゲンシュタイン+ギンズバーグ

艾未未「Self-portrait」1987年   艾未未(アイ・ウェイウェイ)のニューヨーク:デュシャン+ウィトゲンシュタイン+ギンズバーグ*1 文 / 牧陽一   艾未未は1976年、新疆ウィグル自治区石河子から北京へと戻る(と言っても北京の記憶があるわけView More >

椹木野衣 美術と時評 75:岡本太郎「生命の樹」の上昇・下降

連載目次 修復された岡本太郎「生命の樹」 写真提供:岡本太郎記念現代芸術振興財団 取材協力:大阪府日本万国博覧会記念公園事務所(以降「太陽の塔」内部写真すべて)   岡本太郎「太陽の塔」内部の一般公開が、今年の3月19日から始まった。さいわい私は4月7日に関係者と視察をView More >

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田中功起 質問する 15-4:藤田直哉さんから2

第15回(ゲスト:藤田直哉)― 展覧会の「公共性」はどこにあるのか 批評家の藤田さんとの往復書簡。藤田さんの2通目は、ここで改めて「公共性」なる語の定義を整理することで、田中さんからの問いと自身の変化について考察します。 往復書簡 田中功起 目次   件名:美術に公共性View More >

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田中功起 質問する 15-3:藤田直哉さんへ2

第15回(ゲスト:藤田直哉)― 展覧会の「公共性」はどこにあるのか 批評家の藤田さんとの往復書簡。田中さんの2通目は、彼が探る「新しい公共」像に踏み込むべく、「ワーグナー・プロジェクト」と、ある対照的なイベントを挙げて論じます。 往復書簡 田中功起 目次   件名:そのView More >

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椹木野衣 美術と時評 74:再説・「爆心地」の芸術(37)帰還困難区域の変容と「Don’t Follow the Wind」

連載目次 2016年に完成した、廃炉作業に従事する社員のための東京電力単身寮 (福島県 居住制限区域、2018年2月) 撮影:筆者(以降、特に記載がないものはすべて) 東日本大震災からちょうど4年の2015年3月15日に福島県の帰還困難区域内でスタートした(けれどもオープンはしてView More >

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