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『ダヤニータ・シン インドの大きな家の美術館』関連企画 ダヤニータ・シン講演会

東京都写真美術館は総合開館20周年記念として『ダヤニータ・シン インドの大きな家の美術館』を開催。現代社会のさまざまな問題を示唆するとともに、写真や写真集のメディアとしての新たな可能性を切り拓く写真家、ダヤニータ・シンの初期の代表作から最新作までの幅広い表現形式を通じて、その詩的View More >

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【特別連載】杉田敦 ナノソート2017 no.1「シンタグマ広場に向かう前に……」

シンタグマ広場駅   シンタグマ広場に向かう前に…… 文 / 杉田敦   当初4年というスパンで開催されることもあったが、このところ5年というのが定着しているドクメンタ。今年はその開催年にあたる。すでに少しずつ情報が流れ始めているように、今回は、まず4月からギView More >

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椹木野衣 美術と時評 68:再説・「爆心地」の芸術(34)南極建築と日常/非日常のポール・シフト

連載目次 昭和基地中心部 写真提供:国立極地研究所 銀座で立ち寄ったとある展示の帰り、京橋の駅から地下鉄に乗ろうとリクシルのビルの前を通ると、2階のギャラリーで「南極建築 1957–2016」と題する展覧会をやっているのに気づいた。すごいタイトルだ。少し急いでいたが、見逃せないとView More >

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連載 田中功起 質問する 14-3:高橋瑞木さんへ2

第14回(ゲスト:高橋瑞木)――社会的実践とコンテンポラリー・アート 香港で活動するキュレーター、高橋瑞木さんとの往復書簡。彼女からの問い「アーティストの生き方の形式」に、田中さんは自ら出展中のヴェネツィア・ビエンナーレ企画展での体験も引きつつ応じます。 往復書簡 田中功起 目次View More >

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椹木野衣 美術と時評 67:再説・「爆心地」の芸術(33)殿敷侃と「逆流」する反・風景

連載目次 殿敷侃「BARRICADE IWAKI」1988年 いわき市立美術館での展示風景 写真提供:広島市現代美術館(以降すべて) 私がまだ20代だった頃、生前の殿敷侃(とのしきただし)に一度だけ会って話を聞いたことがある。いつのことかはっきりと思い出せないのだが、場所は都内だView More >

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連載 田中功起 質問する 14-2:高橋瑞木さんから1

第14回(ゲスト:高橋瑞木)――社会的実践とコンテンポラリー・アート キュレーターの高橋瑞木さんからの第一信。昨年から移り住んだ香港での体験も伝えつつ、今回のテーマに「アーティストの生き方の形式」という点から応答します。 往復書簡 田中功起 目次   田中功起さま 往復View More >

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椹木野衣 美術と時評 66:再説・「爆心地」の芸術(32)終わらない国際展 ー Don’t Follow the Wind近況(3)

連載目次 福島県双葉郡大熊町、2017年1月 撮影:赤城修司 ©︎ Shuji Akagi 原発事故による放射能汚染で福島県浜通り地方を中心に出されていた避難指示(居住制限区域、避難指示解除準備区域)が、去る3月 31日の午前0時から4月1日午前0時にかけ、帰還困難区域を除くほとView More >

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65:再説・「爆心地」の芸術(31)終わらない国際展 ー Don’t Follow the Wind近況(2)

連載目次 大林宣彦(写真中央)。『HOUSE』(1977年)撮影現場にて 提供:PSC/大林宣彦事務所 大林宣彦監督のことは、もちろん以前から知っていた。特に中学生の時、地元の劇場で初日に駆け込むようにして見た『HOUSE ハウス』(1977年)の衝撃は、とんでもなく大きかった。View More >

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連載 田中功起 質問する 14- 1:高橋瑞木さんへ1

第14回(ゲスト:高橋瑞木)――社会的実践とコンテンポラリー・アート 今回のゲストは香港在住のキュレーター、高橋瑞木さん。田中さんは昨年の帰国後に抱いた違和感を起点に、アートの地域的/領域的な二分法を再考しつつ、ある「引き裂かれ」の感覚を高橋さんへ投げかけます。 往復書簡 田中功View More >

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64:再説・「爆心地」の芸術(30)終わらない国際展 ー Don’t Follow the Wind近況(1)

連載目次 福島県の帰還困難区域で開催中の“見に行くことができない展覧会”=「Don’t Follow the Wind」 が始まって、もうじき2年が経過しようとしている(2015年3月11日から開始)。会場は全域にわたって依然、東京電力福島第一原発から放出された放射性物質による汚View More >

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63:2016⇔2017 回視と展望

連載目次 飴屋法水「何処からの手紙」(茨城県北芸術祭2016)は、参加者が茨城県北の実在郵便局に葉書を送り、招待状風の手紙を受け取ることで始まる。写真は、手紙の1つに導かれ辿り着く久慈川のほとり。 ほぼ一年前の2015年末、本欄では「2015年回視 — 『ベスト展覧会』の対岸からView More >

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