2026年9月15日、国立アートリサーチセンター(NCAR)とArchives of Women Artists, Research & Exhibitions(AWARE)は、日本に所縁を有する女性アーティストに関する研究を支援する2027年度「NCAR × AWARE 女性アーティストリサーチフェローシップ」の募集を開始した。研究課題1件につき上限5,000ユーロ相当(約85万円)の研究費を支給する。募集期間は2026年10月31日まで。
本フェローシップは、日本の女性アーティスト研究の充実とその国際的基盤の強化を目的に、2025年12月に開始された。第1回となる2026年度は、彫刻家・評論家の小田原のどかと、東京都写真美術館学芸員の山田裕理が採択された。AWAREはフランス・パリを拠点に、女性アーティストの功績を可視化し、美術史をよりジェンダー平等な視点から再構築することを目的に活動する非営利組織で、現在はポンピドゥー・センターの一部門として運営されている。
対象となるのは、視覚芸術分野で活躍し日本に所縁を有する女性アーティスト(自己の性別についての認識が女性、または自己の性別についての認識が男女という二元的な枠組みに限定されないノンバイナリーである者)に関する研究。応募資格は、女性アーティストの研究に関し一定の実績を有する研究者、キュレーターまたは当該分野における実務経験を有する者で、研究期間中は原則として日本国内に居住または滞在していること(国籍、永住資格の有無は問わない)。個人研究、共同研究のいずれも応募できる。支援予定件数は2件程度で、研究期間は2027年4月1日から2028年3月31日まで。採択された研究の成果は、NCARおよびAWARE双方のウェブサイトで公表される。審査結果は2027年2月下旬までに電子メールで各応募者に通知される。
2027年度「NCAR × AWARE 女性アーティストリサーチフェローシップ」
公募期間:2026年9月15日(火)–2026年10月31日(土)
研究期間:2027年4月1日–2028年3月31日
対象:研究期間中に日本に居住または滞在する研究者・キュレーター等
対象分野:視覚芸術分野で活躍する日本に所縁を有する女性アーティストに関する研究
支援予定件数:2件程度
研究費:1件あたり上限5,000ユーロ相当(約85万円)
審査結果通知:2027年2月下旬までに電子メールにて通知
主催:国立アートリサーチセンター、AWARE: Archives of Women Artists, Research & Exhibitions, Centre Pompidou – Musée national d’art moderne
協賛:キャシー松井、フランスにおける日本人アーティスト滞在プログラム「メゾン・コチミ」との連携におけるペル・アルドゥア・アド・アストラ基金
国立アートリサーチセンター:https://ncar.artmuseums.go.jp/
AWARE:https://awarewomenartists.com/aware_japan/
募集要項:https://ncar.artmuseums.go.jp/upload/events/JP_FY2027-NCAR-AWARE-Women-Artists-Research-Fellowship-Application-Guidelines.pdf
