李惟台[イ・ユテ]「和音」1944年 韓国国立現代美術館(特別展出品作品)
日韓国交正常化50周年記念事業 特別展
日韓近代美術家のまなざし—『朝鮮』で描く
2015年12月17日(木)-2016年2月2日(火)
福岡アジア美術館 企画ギャラリーA、B、C
日韓国交正常化50周年記念事業 コレクション展
韓国アート 1965-2015
2015年12月17日(木)-2016年4月5日(火)
福岡アジア美術館 アジアギャラリーA
http://faam.city.fukuoka.lg.jp/
開館時間:10:00-20:00 入室は閉館30分前まで
休館日:水(祝日の場合はその翌日)、12/26-1/1
日韓国交正常化50周年の節目にあたる2015年、福岡アジア美術館では企画ギャラリーで『日韓近代美術家のまなざし—『朝鮮』で描く』、アジアギャラリーAで『韓国アート 1965-2015』を開催する。
『日韓近代美術家のまなざし—『朝鮮』で描く』は、日本による朝鮮半島の統治という社会的矛盾に満ちた時代に活動した韓国にゆかりの深い藤島武二、山田新一、荒井龍男、山口長男、浅川伯教・巧や、日本との交流をもつ韓国近代美術の巨匠、高羲東[コ・フィドン]や李仁星[イ・インソン]、李仲燮[イ・ジュンソプ]、金煥基[キム・ファンギ]、李快大[イ・クェデ]の代表的な作品を紹介。加えて、これまでにほとんど注目されてこなかった戦前の在「朝鮮」日本人作家の作品なども、最新の研究成果をふまえて紹介する。
ムン・キョンウォン「Stop it!」2005年(コレクション展出品作品)
一方、『韓国アート 1965-2015』では、アジア地域において比較的早くから現代的な表現が展開した韓国のアートを所蔵品を使って紹介する。韓国の抽象絵画を牽引したキム・ファンギや韓国の実験映画の先駆者であるキム・グリム、民主化運動のなか奔走したホン・ソンダムの版画作品など約20点を展示する。
会期中には、オープニングイベント「韓国伝統芸能公演」、ドキュメンタリー『ふたつの祖国、ひとつの愛〜イ・ジュンソプの妻』(2015)や映画『朝鮮海峡』(1943)の上映、韓国の食文化、服飾文化を体験する企画、戦前期の日韓美術交流に関する公開研究会(民族藝術学会研究会例会)などが開かれる。詳細は公式ウェブサイトを参照。
なお、福岡アジア美術館 アジアギャラリーBでは、福岡市博物館と福岡市美術館との共同企画展『冬のおとなミュージアム 秘密—かくす・のぞく・あばく』を開催する。
Above:劉永國[ユ・ヨングク]「作品」1940年 劉永國美術文化財団(特別展出品作品)
Below:キム・ファンギ「作品 20-V-74」1974年(コレクション展出品作品)
冬のおとなミュージアム 秘密—かくす・のぞく・あばく
2015年12月17日(木)-2016年4月5日(火)
福岡アジア美術館 アジアギャラリーB
冬のおとなミュージアム 秘密—かくす・のぞく・あばく
2015年12月8日(火)-2016年2月14日(日)
福岡市博物館 企画展示室2・3
http://museum.city.fukuoka.jp/
冬のおとなミュージアム 秘密—かくす・のぞく・あばく
2016年1月19日(火)-2月28日(日)
福岡市美術館 日本画工芸室
http://www.fukuoka-art-museum.jp/