【プログラム名】ドキュメンタリーフィルムから広がる世界
【上映日程】 2011年 9月30日~12月25日
【会場】メゾンエルメス10階 ル・ステュディオ(東京都中央区銀座5-4-1)
メゾンエルメスは2001年銀座にオープン、今年で10周年を迎えました。オープン当初より10階にプライベートシネマ「ル・ステュディオ」をかまえ、パリの街角の映画館のような個性あふれるプログラムを上映してまいりました。
本年、エルメスは、「現代(いま)に生きるアルチザン」という年間テーマに呼応するように、普段、表舞台に現れることのないエルメスの職人に焦点を当てたドキュメンタリー作品『Hearts & Crafts(ハート&クラフト)』を製作しました。ル・ステュディオでは当作品の上映にあわせ、ドキュメンタリー・フィルムに注目した特集プログラムをお届けいたします。
ル・ステュディオからのセレクションとして、舞台美術家であり、パリの映画学校La fémis(フランス国立映画学校)でも教鞭をとるアレキサンドル・ティケニスの監修のもと、時代を隔ててパリの街中に暮らす職人や手仕事をなりわいとする人々をフィルムに収めた3作品を上映します。さらに、ドキュメンタリーを専門とした日本最大規模の映画祭として国際的な評価の高い山形国際ドキュメンタリー映画祭より、今年度のコンペティション作品中4作品を凱旋上映、また、過去上映作品ライブラリーから5作品をあわせて上映いたします。
この秋、銀座の小さなプライベートシネマは、視点の異なるいくつものドキュメンタリーフィルムを通じて、未知の世界に触れる交流の場となります。
メゾンエルメス10階ル・ステュディオ 特集プログラム「ドキュメンタリーフィルムから広がる世界」
A. エルメス製作映画 「ハート&クラフト」(2011)
監督:フレデリック・ラフォン&イザベル・デュピュイ=シャヴァナ
B. エルメス ル・ステュディオがセレクトした <パリと職人たち>
「パリの小さな仕事」(1932) 監督:ピエール・シュナル
「帽子職人」(1996) 監督:ベルナール・ラスカーズ
「ダゲール街の人々」(1975) 監督:アニエス・ヴァルダ
C. 山形国際ドキュメンタリー映画祭 過去作品ライブラリーより
「ピクチャー・オブ・ライト」(1994)(1995 優秀賞) 監督:ピーター・メトラー
「アンダーグラウンド・オーケストラ」(1997)(1999 審査員特別賞) 監督:エディ・ホニグマン
「羊飼いのバラード」(2002) 監督:エリッヒ・ラングヤール
「メランコリア 3つの部屋」(2004) 監督:ピルヨ・ホンカサロ
「アレンテージョ、めぐりあい」(2006)(2007 山形市長賞) 監督:ピエール=マリー・グレ
D. 山形国際ドキュメンタリー映画祭 本年度コンペティション作品より
「遊牧民の家」(2010) 監督:イマン・カメル
「星空の下で」(2010) 監督:レナード・レーテル・ヘルムリッヒ
「川の抱擁」(2010) 監督:ニコラス・リンコン・ギル
「日は成した」(2011) 監督:トーマス・イムバッハ
*All YIDFF films are in English or with English subtitles.
E. 特別上映「テザ 慟哭の大地」
『テザ 慟哭の大地』TEZA (2008) 監督: ハイレ・ゲリマ Haile Gerima
※上映は全て日本語字幕つきとなります。