『neoneo展 Part2[女子] ネオネオ・ガールズは岩戸を自らひらく』
10月31日(土)~12月27日(日)
高橋コレクション日比谷
樫木知子「花」2006年
写真協力:オオタファインアーツ © Kashiki Tomoko
精神科医でコレクターの高橋龍太郎は、1990年代以降の日本の現代美術を「ネオテニー」(幼形を保ったまま性的に成熟した状態)と表現した。奈良美智や村上隆らの作品による『ネオテニー・ジャパン』はこの視点をもとにしたコレクション展だったが、本展はより若い、70年代半ば以降に生まれた世代を男女に分けて紹介する企画の第2弾。高橋によれば、自己愛に満ちて優しい作品が多かったボーイズ篇に対し、ガールズ篇はスケールも大きく勢いのある作品ばかりだという。参加作家は樫木知子、塩保朋子、春木麻衣子ら19名。