アートマネジメント国際セミナー:新しい時代のアートマネジメントを考える

アートマネジメント国際セミナー:新しい時代のアートマネジメントを考える
2013年10月-2014年3月
学習院女子大学、東京ミッドタウン
http://www.artmanagement-gwc.org

学習院女子大学が東京ミッドタウンの特別協力を得て企画した『アートマネジメント国際セミナー:新しい時代のアートマネジメントを考える』が開催されている。

近年、世界各地の主要な都市や地域で大規模な美術館が実現されつつある。さらには美術館外のアートプロジェクト、国際的企業による文化支援、アートマーケットの影響など、アートとアートをとりまく環境は刻々と変化している。20世紀の終わりから今世紀初頭にかけて拡散した国際展もまた、そうした変化の一部である。
同セミナーでは、アートとアートマネジメントに関心を人々を対象に、国内外の専門家による連続講義とシンポジウムを通じて、新しい時代のアートについて考察し、新しい時代のアートマネジメントの創出を目指す。

既に終了した吉本光宏(ニッセイ基礎研究所主席研究員・芸術文化プロジェクト室長)、オスカー・ホー(香港中文大学教授)に続き、今月17日には、1989年に『大地の魔術師たち』を企画したジャン=ユベール・マルタン(ポンピドゥー・センター国立近代美術館元館長)とブラヒム・アラウイ(フランス国立アラブ世界研究所元所長)の講演及び両者とセミナー企画構成を手掛けた清水敏男(学習院女子大学教授)との鼎談が行われる。また、12月以降も来年3月まで断続的に講演が行われ、2月23日には『アジアの美術館の未来』、3月22日には『日本の美術館の未来』のシンポジウムを予定している(全講演及びシンポジウムは日本語通訳付き。無料。要申込)。なお、学習院女子大学 国際交流ギャラリーでは『流 麻二果展 無色と白色』が11月11日より開催される。

年内開催の講演

2013年11月17日(日)@ 学習院女子大学
13:00-14:30
『現代美術に普遍性はあるか』
ジャン=ユベール・マルタン(ポンピドゥー・センター国立近代美術館元館長)
15:00-16:30
『アラブ世界における美術館とその役割』
ブラヒム・アラウイ(フランス国立アラブ世界研究所元所長)
16:30-17:30
鼎談:ジャン=ユベール・マルタン x ブラヒム・アラウイ x 清水敏男

2013年12月7日(土)@ 学習院女子大学
13:00-14:30
『アメリカの美術館の素顔』(仮)
デイヴィッド・ファーチゴット(インターナショナル・アーツ・アンド・アーティスツ創始者・代表)
15:00-16:30
『現代中国で起きていること』(仮)
ジョンソン・チャン(美術評論家)
16:30-17:30
鼎談:デイヴィッド・ファーチゴット x ジョンソン・チャン x 清水敏男

2013年12月14日(土)@ 東京ミッドタウン・カンファレンス Room9
13:00-14:30
『ぴあが目指す「感動のライフラインとは」』
矢内廣(ぴあ代表取締役社長)
15:00-16:30
『アートビジネスの今』
石坂泰章(サザビーズジャパン代表取締役社長)
16:30-17:00
鼎談:石坂泰章 x 清水敏男

流 麻二果展 無色と白色
2013年11月11日(月)-12月20日(金)
女子学習院大学 国際交流ギャラリー
開室時間:9:00-16:30(土曜日は12:00まで)
休室:日(祝日は通常通り開室)
※11/17(日)、12/7(土)はセミナー開催のため、18:00まで開室
※展示構成は学習院女子大学2013年度博物館実習生と実習指導の児島やよい

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