高松次郎『万物の砕き』@ Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku


「万物の砕き」(1972). (c) The Estate of Jiro Takamatsu, Courtesy of Yumiko Chiba Associates
高松次郎『万物の砕き』
6月6日(水)–7月4日(水)
Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
http://www.ycassociates.co.jp/
開廊日時:火–土 12:00-19:00

高松次郎の個展『万物の砕き』がYumiko Chiba Associates viewing room shinjukuにて開催。
1972年に制作された「万物の砕き」はプラスチックやガラス、金属など、複数の物体の破片をふたつの箱に収めている。一方はそれらの破片が箱いっぱいに満たされており、もう一方は箱の一隅に破片が集められている。単一素材を用いて、状態が変化しても全体の質量は同じであることを示した「単体」シリーズから、複数のものをつなげて関係性を提示した「複合体」シリーズの間に位置し、高松の思考及び作品の変遷を語る上で重要な存在とされる作品が本展にて展示される。
なお、高松次郎研究冊子『Jiro Takamatsu Critical Archive』の刊行が6月に予定されており、会期中には同冊子の執筆者である沢山遼、野田吉郎、桝田倫広、森啓輔らによるトークイベントが企画されている。
7月7日からは同ギャラリーにて高松次郎個展II期が予定されている。

トークイベント
6月9日(土)17:00-18:30
沢山遼x野田吉郎x石川卓磨(ゲスト)
6月23日(土)17:00-18:30
桝田倫広x森啓輔x森田浩彰(ゲスト)

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