Armario Drawing (2013) Drawing. ©Smiljan Radic
「クローゼットとマットレス」 スミルハン・ラディック+マルセラ・コレア展
2013年9月4日(水)-11月30日(土)
メゾンエルメス8階フォーラム
https://www.art-it.asia/fpage/?OP=hermes
開廊日時:11:00-20:00(日曜は19時まで)入場は閉廊の30分前まで
休廊日:会期中無休
メゾンエルメスでは、ヴェネツィア・ビエンナーレをはじめ、これまでにも恊働で作品を発表してきたチリの現代建築を代表する建築家スミルハン・ラディックと彫刻家マルセラ・コレアのクローゼットとマットレスというふたつの家具を題材とした作品の展示を行う。
ラディックは1965年サンティアゴ生まれ。2001年のチリ建築家協会による35歳以下の最優秀国内建築家への選出をはじめ、建築家として高い評価を受ける一方で、自身の建築に対する思想を物語として反映させた映像作品の制作やマルセラ・コレア(1963年サンティアゴ生まれ)との恊働による彫刻や映像作品の制作など独自の活動を続ける。2010年には妹島和世がアーティスティックディレクターを務めたヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展では、コレアとの恊働でインスタレーション「魚に隠れた少年」を発表、日本国内でも東京都現代美術館で開催された『建築、アートがつくりだす新しい環境—これからの”感じ”』(2011)に出品、翌2012年には広島市現代美術館のビデオアートプログラムでも映像作品「オレンジ・ノイズ」(2009)を発表している。
本展では、クローゼットとマットレスというそれぞれが記憶と関わるふたつの家具を題材としたインスタレーション作品のほか、街中に存在する”建築”「Fragile Construction」の写真を紹介する。
The Boy Hidden in a Fish (2010) ©Smiljan Radic