石内都展 —幼き衣へ— @ LIXILギャラリー 現代美術個展ギャラリー


石内都「幼き衣へ」2013/2014年

石内都展 —幼き衣へ—
2014年6月5日(木)-8月23日(土)
LIXILギャラリー 現代美術個展ギャラリー
http://www1.lixil.co.jp/gallery/
開廊時間:10:00-18:00
休廊日:水、8/14-8/17

LIXILギャラリー 現代美術個展ギャラリーでは今年3月にハッセルブラッド国際写真賞を受賞した写真家、石内都の個展『石内都展 —幼き衣へ—』を開催する。

本展では、「Mother’s-未来への刻印」(2000-2005)、「ひろしま」(2007-)、「絹の夢」(2009-2012)といった遺品や布、記憶を扱った作品を発表してきた石内が、先月まで大阪で開催され、本展と同時期にLIXILギャラリー(東京)で開催される『背守り 子どもの魔よけ展』の展示品である「背守り」や「百徳着物」を撮影した新作19点を発表する。『背守り 子どもの魔よけ展』では、子どもの健やかな成長を願い、母親が着物の背中に飾り縫いを施し、着物を日常着にしていた昭和初期ごろまで日本各地で広くみられた「背守り」や背守りが施された着物や子育ちのよい家や長寿の年寄りから端切れをもらい、百枚を綴って子どもに着せると丈夫に育つという風習の中でつくられた「百徳着物」を紹介する。

既に刊行されている『背守り 子どもの魔よけ展』のブックレットにも石内の写真が使用され、LIXILギャラリーにて無料配布される本個展リーフレットには、石内が幼い頃、毎年お正月に母に着せられていた絹の贅沢な着物のエピソードなどを綴った「きものと母」を寄稿している。

背守り 子どもの魔よけ展
2014年6月5日(木)-8月23日(土)
LIXILギャラリー
http://www1.lixil.co.jp/gallery/

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