佐藤雅晴「ダテマキ」2013年
神奈川県民ホールギャラリー2013年度企画展
日常/オフレコ Everyday Life / Off the Record
2014年1月11日(土)-1月30日(木)
KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ
開館時間:10:00-18:00 最終入場は閉館30分前まで
休館日:会期中無休
特設サイト:http://www.offreco.info/
神奈川県民ホールギャラリーでは、2009年の『日常/場違い』、2011年の『日常/ワケあり』に続く、「日常/」シリーズ第3弾となる企画展『日常/オフレコ』を開催する。
同館は若手アーティストを取り上げ、現代美術を紹介する展覧会を継続しており、これまでにも昨年個展を開催したさわひらきのほか、塩田千春、小金沢健人、泉太郎の個展や、「日常/」シリーズを実施してきた。今回は、中央に階段を有する特殊な構造の展示室を含む1,300㎡に及ぶ、その特徴的な展示空間ではなく、神奈川県民ホール別館であるKAAT神奈川芸術劇場の中スタジオに会場を移して行われる。
Above: 青田真也「untitled」2008年. Below: 梶岡俊幸「夜行」2011年
本展タイトルに含まれる「オフレコ」とは、「Off the Record」の略語として使われるマスコミ用語で、「記録にとどめないこと」を意味する。本展では、日常に介在しつつも、われわれの社会、環境、生活、人生の背後にひそむ、さまざまな事情や状況、現象などの記録を、青田真也、安藤由佳子、梶岡俊幸、佐藤雅晴、八木良太の5名のアーティストがそれぞれ独自の思考と手法により、新作インスタレーションとして発表、展示する。
展覧会会期の17,18日には、音楽、ダンス、言語表現を展示空間で現代美術と関係させる実験的なプロジェクト「アート・コンプレックス」として、宮内康乃が率いる音楽グループ「つむぎね」によるパフォーマンス「さく」が発表される。そのほか、会期中には、出品作家によるトークや、本展カタログに収録される小説を書き下ろすチェルフィッチュ主宰の岡田利規と、本展担当学芸員の中野仁詞のトークや、寒川晶子(ピアノ)やテニスコーツのパフォーマンス、展示設営を担当したテクニカルスタッフによるトークなどが予定されている。
Above: 安藤由佳子「dialog」2010年. Below: 八木良太「Sound Sphere」2011年 写真:新良太,写真提供:東京都現代美術館
関連イベント
「日常/オフレコ」× アート・コンプレックス2014
つむぎねパフォーマンス「さく」
2014年1月17日(金),18日(土)19:30-(開場:19:00)
KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ
料金:2,000円(全席自由)
出品作家によるトーク
2014年1月11日(土)
14:00- 青田真也
15:00- 安藤由佳子
2014年1月12日(日)
14:00- 梶岡俊幸
15:00- 佐藤雅晴
16:00- 八木良太
学芸スタッフトーク
2014年1月18日(土)11:00-
2014年1月19日(日)11:00-
岡田利規(チェルフィッチュ主宰)x 中野仁詞(本展企画学芸員)トーク
「インスタレーションとパフォーミング・アーツ」
岡田利規書き下ろし小説(本展カタログ収録)リーディング
山縣太一(チェルフィッチュ)
2014年1月19日(日)14:00-
寒川晶子(ピアノ)パフォーマンス
テニスコーツ パフォーマンス
2014年1月25日(土)時間未定
本展の展示設営をしたテクニカルスタッフトーク
日時未定