【PR】東北と世界をつなぐ 国際巡回写真展「東北—風土・人・くらし」


Masaru Tatsuki A Deer Shot Dead, November 2009, Kamaishi, Iwate 2009. Courtesy of Artist.

国際交流基金巡回展プログラムとして、写真を通して東北の風土、人、くらしを浮かび上がらせることを目的として企画された写真展『東北-風土・人・くらし』の凱旋帰国展に先立ち、本展キュレーターの飯沢耕太郎と本展出品作家の田附勝、津田直による「見どころトーク」が国際交流基金 JFICホール[さくら]にて開催される。

東日本大震災から1年という節目に海外巡回を開始した同展は、東北にゆかりのある異なる世代の写真家の視点を通して切り取られた異なる時代の東北の姿を紹介している。これまでに世界23都市で開催され、この先もさらに数年かけて世界各地で実地される予定だが、このたび世界巡回の合間を縫って、福島県立博物館(福島県会津若松市)と遠野文化研究センター(岩手県遠野市)での開催が決定した。

今回のプレイベントでは、同展キュレーターで写真評論家の飯沢耕太郎のほか、2006年から東北地方に通い続け、写真集『東北』(2011)を刊行し、同作で第37回木村伊兵衛写真賞を受賞。その後もライフワークとして東北を訪れ、制作している田附勝と、写真集『SMOKE LINE』(2008)や資生堂ギャラリーでの同名個展を経て、2010年には芸術選奨文部科学大臣新人賞(美術部門)を受賞している津田直が、同展の見どころのほか、これまでの海外での反響や自身と東北との関わりなどを語る。

国際巡回写真展『東北—風土・人・くらし』見どころトーク
登壇者:飯沢耕太郎(写真評論家、本展キュレーター)
田附勝(写真家、本展出展作家)
津田直(写真家、本展出展作家)
2014年3月7日(金)18:30-(受付:18:00-)
会場:国際交流基金 JFICホール[さくら](東京都新宿区四谷4-4-1)
定員:80名
申込:タイトルに必ず「東北トーク希望」と表記し、氏名、ふりがな、ご所属を表記の上 info@tmpress.jp まで。


Nao Tsuda Kamoaosa, Akita, FIELD NOTES (Jomon Sites / Oga Peninsula / Yonomori) 2011. Courtesy of Artist

写真展『東北—風土・人・くらし』
2014年4月19日(土)-5月18日(日)
福島県立博物館(福島県会津若松市)
http://www.general-museum.fks.ed.jp/

2014年5月24日(土)-6月22日(日)
遠野文化研究センター
http://tonoculture.com/

出品作家
千葉禎介、小島一郎、芳賀日出男、内藤正敏、大島洋、畠山直哉、林明輝、田附勝、仙台コレクション(伊藤トオル他)、津田直

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