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21:再説・「爆心地」の芸術(2) 『じ め ん』

(1)はこちら ©片岡陽太 夢の島にある多目的コロシアムで『フェスティバル/トーキョー11』初日、飴屋法水/ロメオ・カステルッチの公演を観たあと、列をなして帰路を急ぐ人たちからひとり離れ、僕は夢の島をもっと奥へと進んでみた。そこからが、僕にとっての飴屋法水『じ め ん』の始まりだView More >

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艾未未のことば 1 艾未未香港対話

艾未未香港対話 訳・責任編集/牧陽一 艾未未事件の核心——序文に替えて 文/牧陽一 杜婷[Du Ting] 皆さんこんにちは。Co-China論壇へようこそ、私たちの今日のテーマは艾未未との対話です。艾先生については皆さんよくご存じのはずです。著名なアーティストとしてはもちろんのView More >

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連載 田中功起 質問する 6-4:林卓行さんから 2

第2信にて理念的にオープン・エンドの作品とはどういうものかを明確化した田中さん。林さんは、リレーショナルアートにおける権力性への批判を展開しながら、「展覧会」の時間と空間から作品は自由でありえるのかという、田中さんが設定した問いについて考察します。 田中功起さんの第2信はこちら|View More >

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連載 田中功起 質問する 6-3:林卓行さんへ 2

リレーショナル・アートやプロジェクト・ベースの作品における「終わり/目的」の有無について問いを投げかけた林さん。田中さんの第2信では、これに応えるかたちで、終わりのない(オープン・エンド)作品を分析し、さらに自身の作品についても言及していきます。 林卓行さんの第1信はこちら|往復View More >

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20:再説・「爆心地」の芸術(1)  ルニット・ドーム、フクシマ、そしてラッキー・ドラゴン

2004年の夏、ちょうど蝉時雨が激しい今時分のこと、東京都立夢の島公園にある都立第五福竜丸展示館で、ある展覧会が開かれていた。『コラプシング・ヒストリーズ(崩落する歴史)』と題されたこの展示(キュレーター=アーロン・カーナー)には、日本からヤノベケンジと中ハシ克シゲが参加していたView More >

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ニッポン国デザイン村:10

コスプレの闇 いまや国際語となった「コスプレ」。ディズニーやマーベルコミックスが世界の漫画・アニメ界を支配していた時代には、ほとんど存在しなかった「お気に入りのキャラクターになりきる」という作品とのつきあいかた――だってミッキーマウスやドナルドダックやスーパーマンのコスプレが、どView More >

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『フレンチ・ウィンドウ』展 関連企画「河本信治:デュシャンという物語の始まり」

京都国立近代美術館『マイ・フェイバリット——とある美術の検索目録/所蔵作品から』(2010) レディメイド展示風景(一部)   河本信治「デュシャンという物語の始まり」@ 森美術館   マルセル・デュシャンについて詳しい人はいくらでもいます。正直、私の知識は半View More >

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連載 田中功起 質問する 6-2:林卓行さんから 1

「彫刻」と「オブジェ」の概念をめぐる問題提起をした、昨年の林さんのレクチャーを糸口とし、田中さんは第1信にて、まず彫刻における「予定調和」的な作品のうちに、制作における回避すべき問題があると指摘。さらに3つの種類に予定調和を分類しました。その分類に対する林さんの考えとは。 田中功View More >

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