海外での作家活動を通して、以前より日本を相対的に見られるようになってきたという田中さん。身近なアート関係者の動きからマーケットの動向まで含め、いま「日本とアジア」からアートを捉え直すことへの興味を片岡さんに伝えました。もちろん、彼女がこれまで手がけた展覧会におけるアジア観への関心View More >

海外での作家活動を通して、以前より日本を相対的に見られるようになってきたという田中さん。身近なアート関係者の動きからマーケットの動向まで含め、いま「日本とアジア」からアートを捉え直すことへの興味を片岡さんに伝えました。もちろん、彼女がこれまで手がけた展覧会におけるアジア観への関心View More >
いわき湯本から東京に戻り、年が明けた2012年1月24日、火曜日。僕は初めて、内幸町(東京都千代田区)にあ る東京電力の本社ビルに足を踏み入れた。 撮影:編集部(2012年3月/以下すべて) 毎日、定時に合わせて昼と夜の2回行われている(*)、福島第一原子力発電所放射能漏れ事故にView More >
国内外で活躍する気鋭のアーティストが、アートをめぐる諸問題について友人知己と交わす往復書簡。ものづくりの現場で生まれる疑問を言葉にして、その言葉を他者へ投げ、投げ返される別の言葉を待つ……。第7回の相手は、森美術館チーフ・キュレーターの片岡真実さん。約3ヶ月の間にそれぞれ3通の手View More >
左: 「壁の黄色」2005年、『区域』シリーズより. 中央:「カレイドスコープ」2010-11年. All images: モニーク・フリードマン展(金沢21世紀美術館 2011-2012年)展示風景 撮影:豊永政史 写真提供:金沢21世紀美術館 モニーク・フリードView More >
「制作の予定調和を回避するために」と題した往復書簡の最後の返信では、自身の作品を例として作品の終わりとメディアの関係について論じた田中さんの返信に対し、林さんはカントを援用しながら、「作品としてのできごと」とメディアの関係性について論じます。 田中功起さんの第3信はこちら|往復書View More >
2011年10月30日、宮城県南三陸町のホテル観洋で開かれたシンポジウム「3.11以降の地域とアート これまでとこれから」(*)に登壇したあと、皆で立ち寄った福興市の雑踏からの帰りに、福島県のいわき湯本温泉からいらしていた「三凾座(みはこざ)リバースプロジェクト」を主宰する方々にView More >
1001人 現代の「童話」 訳・責任編集/牧陽一 ※このインタビューは2007年7月22日に行われ、後に『画廊』2007年第3号総第112期に収録された内容をもとにしています。 ドクメンタからの艾未未 文/牧陽一 TogV7HW350c 『画廊』編集部 5年に1度のドイツのカッセView More >
ドクメンタからの艾未未 文/牧陽一 撮影:牧陽一 今回はドクメンタ12での「童話」についてのインタビューを選んだ。というのは最近の艾未未に関する状況と結び付くと思われたからだ。 11月1日、脱税追徴課税罰金1522万元(約2億円)を15日間以内に支払うように税務署から請求される。View More >
「メディウム」と「end (終わり=目的]」の関連を議論のテーマにという林さんの希望に応え、作品の終わりとはメディアによって決定されているのではないかという問いについて、さらに「作品」と「展覧会」の関係性も射程にいれた、田中さんの最後の返信。 林卓行さんの第2信はこちら|往復書簡View More >
おかんアートという時限爆弾 メインストリームのファインアートから離れた「極北」で息づくのがアウトサイダー・アートであるとすれば、もうひとつ、もしかしたら正反対の「極南」で優しく育まれているアートフォームがある。それが「おかんアート」。その名のとおり、「おかあさんがつくるアート」のView More >