本展では、児島善三郎《ぼたん》や、坂本繁二郎《家政婦》など日本製鉄株式会社九州製鉄所所蔵の23点を展示するほか、鉄を素材とした作品を制作する母里聖徳と、自身が育った均質的なニュータウンの様相に対する違和感や、それがもたらす身体への影響の焦燥感を起点に制作活動に取り組む山本聖子の新作を公開する。
鉄と美術 鉄都が紡いだ美の軌跡 @ 北九州市立美術館
2026年1月4日 - 3月15日
2026年1月4日 - 3月15日
本展では、児島善三郎《ぼたん》や、坂本繁二郎《家政婦》など日本製鉄株式会社九州製鉄所所蔵の23点を展示するほか、鉄を素材とした作品を制作する母里聖徳と、自身が育った均質的なニュータウンの様相に対する違和感や、それがもたらす身体への影響の焦燥感を起点に制作活動に取り組む山本聖子の新作を公開する。
2025年12月25日 - 2026年3月29日
本展で呉は、TCAAの海外活動を経て制作された新作や、日本・韓国・オーストラリアを中心に個人の記憶を辿りながら2017年より制作を続けてきたプロジェクト「grand-mother island project」を展示する。梅田は、呉の作品も展示される空間に新たな導線を設け、随所に動的な音響のオブジェクトを組み込むことで、作品を鑑賞するための制度としての美術館に対する視点の転換を試みる。
2025年12月6日 - 2026年3月22日
1965年の日韓国交正常化から60年の節目にあわせ、韓国国立現代美術館との共同企画展を開催。会場には、日韓両国から50組を超える作家による約160点の作品が集い、韓国国立現代美術館の所蔵品19点に加え、日本初公開の作品や本展のための新作も展示される。
2025年12月13日 - 2026年5月10日
2000年代初頭より北海道中南部の白老から内陸に位置する飛生の旧小学校を改造した「飛生アートコミュニティー」を拠点に活動する彫刻家、国松希根太の美術館初個展。
2025年12月3日 - 2026年3月29日
1980年代初頭に英国のブラック・アーツ・ムーブメントの中心的存在として頭角を現したソニア・ボイスの個展。現在も継続中のシリーズ〈ディボーショナル〉のなかで最大規模となる《ディボーショナル・ウォールペーパー・アンド・プラカード》(2008–2020)を展示する。
2025年12月3日 - 2026年3月29日
韓国・済州島の海女合唱団と協働し、海草の視点から海と人間の関係を描いた代表作《海草の物語》(2022)を中心に、国際芸術祭あいちにも出品されている最新作《扉あけてくんろ》(2025)などの映像作品を通じて、イキバウィクルルの活動の軌跡に迫る。
2025年12月16日 - 2026年2月8日
美術史家の中嶋泉によるジェンダー研究の観点を足がかりに、1950年代から60年代に主に抽象絵画で注目された女性美術家たちの創作活動を「アンチ・アクション」というキーワードから再考する企画展。
2025年12月3日 - 2026年3月29日
「時間」をテーマに、国籍を問わず日本で活動する、もしくは日本にルーツがあり海外で活動するアーティスト全21組を紹介する。出展作品には、絵画、彫刻、映像はもとより、工芸や手芸、ZINE(ジン)、さらにはコミュニティプロジェクトも含まれる。本展の副題「時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」が示す時間の貴さと儚さのもと、各作品に現れるさまざまな時間の交差をとおして、日本のアートを多角的に見つめ直す。
2025年11月22日 - 2026年2月1日
現在の平戸市田平町に本籍を持ち、戦後の日本洋画壇で異色の存在感を放った長崎ゆかりの画家・鴨居玲の展覧会。本展では、初期から最晩年までの油彩画やデッサンに加え、小説家・陳舜臣の連載エッセイ『弥縫録 中国名言集』のために描かれた挿絵原画も特別出品される。
2025年12月5日 - 2026年5月17日
⾝近なものや⾃然をモチーフに、それらを線や幾何学的な図形とともに繊細かつリズミカルに構成し、みずみずしい⾊彩で描き出してきた杉戸洋の個展。封筒の切れ端や段ボール、陶など⾝近な素材を⾃在に組み合わせた⼩作品や、1990年代に制作した未発表の絵画に再び⼿を加えた作品群が並び、杉⼾の創作の最新の姿を体感できる機会となる。
2025年12月13日 - 2026年2月15日
高度な音響・メディア技術を駆使した独創的な作品で知られるジャネット・カーディフの代表作《40声のモテット》を、谷口吉生設計の展示空間で鑑賞する展覧会を開催。本展は原美術館ARCを皮切りに、年間を通じて金沢21世紀美術館、長崎県美術館と巡回してきた一連の企画の最後の開催地となる。
2025年12月13日 - 2026年3月8日
ICC開館前のプレ活動期よりさまざまな活動を通じて関係を深めたアーティストのひとりである三上晴子が、1990年代後半以降に発表した複数のインタラクティヴ・インスタレーションを展示するほか、作品がアップデートを重ねてきた変遷や、現在進行中の修復やアーカイヴの取り組み、また作品のアーカイヴ・データの活用事例なども併せて紹介する。