鉄格子の向こう -ロシアの政治犯とアート-
2025年4月14日(月)-4月20日(日)
北千住BUoY
https://buoy.or.jp/
開廊時間:12:00–21:00(ただし、最終日は11:00-18:00)
会期中無休
入場料:500円(障害者手帳所持者、高校生以下は無料)
キュレーション:ALL RIGHTS REVERSED
展覧会URL:https://buoy.or.jp/program/allrightsreversed/
ロシア語圏のプロテスト・アートを扱うアートコミュニティ「ALL RIGHTS REVERSED」のキュレーションを軸に、在日ロシア人アクティビストたちとアーティストデュオ・MESが運営する展覧会「鉄格子の向こう -ロシアの政治犯とアート-」が北千住BUoYにて開催される。
ロシアでは特に2022年2月のウクライナ侵攻後に政治犯の数が急増し、反戦活動や政府への反対意見に対する弾圧が顕著になっており、隣国ベラルーシもまた、2020年の反政府デモ以来、政治犯の数がエスカレートしている。このような現状において、本展では、ロシア語圏における抑圧的なメカニズムの復活と権威主義体制に挑戦する個々のアクションを紹介し、ロシアにおける千人規模の政治犯の窮状について認識を高め、人権危機に対する国際的な理解をアートを通じて深めていく。
ナージャ・トロコンニコワ(プッシー・ライオット)、サーシャ・スコチレンコ、パヴェル・クリセヴィチ、アルチョム・カマルジン、ジェーニャ・ベルコヴィチをはじめとする、ロシアでの収監中または収監経験のある政治犯やアーティストによる作品は、自らの経験を反映するとともに、現在も塀の中で沈黙している人々の声を可視化。また、日本からは木版画コレクティブA3BCとアーティストデュオMESが参加し、作品を通じて日本とロシア語圏の人道的な連携を探る。
なお会期中には、政治犯への手紙を書くワークショップや戯曲「ДИСКРЕДИТАЦИЯ(DISCREDITING、信用を毀損)」のリーディングなどを開催予定。
関連イベント(※詳細は、公式Instagramアカウント(@allrightsreversed.tokyo)を参照。)
オープニングレセプション&アーティストトーク
2025年4月14日(月)18:00–(18:30からグリーティング)
※参加アーティスト(海外からはオンラインにて)登壇予定
ワークショップ「政治犯への手紙の夜」
2025年4月17日(木)19:00–
※letters night for political prisoners 政治犯のためのレターナイト
戯曲リーディング
2025年4月19日(土)19:00–
「ДИСКРЕДИТАЦИЯ(DISCREDITING、信用を毀損)」
作:ナナ・グリンシュテイン、パトライ・アナスタシア
演出:NN