#SP_RING_2023 @ 秋田公立美術大学構内アトリエももさだ


 

#SP_RING_2023
2023年4月4日(火)– 4月28日(金)
秋田公立美術大学構内アトリエももさだ
https://www.akibi.ac.jp/ateliermomosada
開館時間:11:00–19:00(土曜は11:00–17:00)
休館日:日
企画・キュレーション:長谷川新、西原珉、Tommy Simoens
展覧会URL:https://gancv.com/

 

2023年4月4日より、反暴力のためのアーティストと市民の集い(GAC)が主催する展覧会『#SP_RING_2023』が、秋田公立美術大学構内のアトリエももさだにて開催されている。

GACは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行、ロシアによるウクライナ侵攻に代表される近年の出来事により高まる社会不安に対し、2022年10月に国内外のアーティストとともに「反戦」「非暴力」の声を届ける展覧会『#SUM_MER_2022』を開催し、芸術に関わる人々のメッセージを届ける「新聞」(不定期刊行 ※入手方法は会場および関係者に問い合わせ)の発行を開始した。本展には、秋田公立美術大学の学生、卒業生も多数参加し、反戦・非暴力を考える機会を提供する。

 

 

本展キュレーターの長谷川新は、ウクライナへのロシアの軍事侵攻だけでなく、日本政府による石垣島への陸上自衛隊駐屯地の新設、そして、政府や主要メディアが沖縄南西諸島を「防衛の空白地帯」だとみなし、ミサイル基地建設を「中立的」に報道する現状など、「危機感と分断が絶えず煽られ、より立場の弱い人たちがそのツケを払う」状況に抵抗したいと展覧会に向けたメッセージを寄せる。同じく本展キュレーターの西原珉は、「暴力に対して非暴力を、戦争に対して反戦を、言うことはとてもストレートで、今更のように思えるかもしれません。しかし、言い続けていくこと、他者と対話を重ねていくこと、は決してたやすことではありません」と呼びかける。

 

参加アーティスト
アニータ・バルトス、長谷川新、アルメン・エロヤン、シャーロット・デ・コック、エドワルド・サラビア、エリオット・ショット、迎英里子、土方大、デイヴィッド・ヌジア、ヘルト・ロビンス、藤浩志、中島伽耶子、新津保建秀、中原浩大 & 曽根裕、永田康祐、李鋭、リ・ウェイ、坂口聖英、三村昌道、村上美樹、西原珉、山本夏綺、ブラネン新那サイデ、ノア・ラティフ・ランプ、パイサルン “オスカー” アンピン、パヴェル・ビュフラー、垣内玲、リクリット・ティラヴァーニャ、ロビン・ヘレラ、今井しほか、黒嵜想、斎藤操、白田佐輔、岩井成昭、大東忍、吉田高尾、安村卓士、小倉拓也、シアスター・ゲイツ、岩瀬海、Untitled Band (Shun Owada and friends)、早坂葉、雨宮庸介、荒木悠、津村侑希、ワンタニー・シリパッタナーナンタクーン、ほか

プロデューサー:土方大
企画・キュレーション:長谷川新、西原珉、Tommy Simoens
ロゴ・新聞デザイン:大槻智央
マネジメント:室津日向子、小野地瞳、後藤那月

 


西原珉《Untitled》2022年


ワンタニー・シリパッタナーナンタクーン《Everyone is …》2017年

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