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ヴィルヘルム・サスナル インタビュー (序文)

速度とは単位時間当たりの位置の移動 インタビュー・文/アンドリュー・マークル(編集部)   1972年にポーランド、タルノフで生まれたヴィルヘルム・サスナルは1989年共産主義から民主主義への転換後に出現した新しい世代の現代美術作家のひとりである。彼自身が撮影したもの、もしくは書View More >

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ヴィルヘルム・サスナル 日常性の覆し

文/加須屋明子  サスナルは1972年、ポーランドの古都クラクフ郊外のタルヌフで生まれた。クラクフ工科大学の建築科で学び、その後クラクフ美術アカデミーへ移って99年卒業。在学中の1995年から2001年まで「グルッパ・ワドニェ(グループ美)」のメンバーとして、ラファウ・ブイノフスView More >

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笹本晃インタビュー: ハドロンとしてのインスタレーション/パフォーマンス (2)

ARTiT 今回のように美術館でパフォーマンスをすることで見えることはありますか。場所および観客といった外的環境はどのようにパフォーマンスに影響しますか。 SA 美術館は普段は目に見えないルールがあって、それがパフォーマンスによって可視化されました。こうした制限は自分にとってどちView More >

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対談:ヘンク・フィシュ×西沢立衛(前編)

  孤高の彫刻家として、また空間特性を繊細に操るアーティストとして知られるヘンク・フィシュ。美術館から住宅まで、そこでの営みや関係性を重視した建築デザインで躍進中の西沢立衛。2006年に、西沢の設計した住宅「森山邸」(東京)にてフィシュが展覧会を行うという縁を持つふたりView More >

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森村泰昌(前編)

なにかを確かめながら、20世紀を歩み直す旅をしたかった あるときは美術史上の名画に、あるときは銀幕の女優たちになりきることで切り拓いてきた、独自のセルフポートレート表現。最新シリーズの集大成となる大型個展で、作家は自身が生きてきた20世紀を辿り直す旅へ出た。幾多の偉人や市井の人々View More >

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森村泰昌(後編)

なにかを確かめながら、20世紀を歩み直す旅をしたかった 前編はこちら 「鎮魂と自問」あるいは「過去と未来」 ——展覧会を締めくくる映像作品「海の幸・戦場の頂上の旗」は「硫黄島の星条旗」をモチーフにしており、森村さんの声による問いかけで幕となりますね。展示全体がレクイエム=鎮魂曲でView More >

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