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ダン・グラハム

コンセプチュアルアートにおいては、哲学ではなくユーモアの方が大切なんです コンセプチュアルアートの代弁者、現代美術の先駆者、ポストコンセプチュアルの拡張された現代美術の予見者……。ダン・グラハムを形容する言葉は無数に存在するが、中でも魅力的なのは次の言葉である。「哲学的な意味ではView More >

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奈良美智

ここではアジア環太平洋という大きな地域を意識できた APT6にYNG (Yoshitomo Nara and graf)として参加している奈良美智。ギャラリー・オブ・モダンアートの開放感のある空間に入るとすぐ目に入る場所にあるのが、彼らの作品だ。使い込んだ小ぶりなワンボックスカーView More >

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スハニャ・ラフェル(前編)

私たちは地域の歴史から生まれた地域の芸術形態を尊重しています アジア太平洋地域という広大な地域に特化し、しかし地元密着型のアートフェスティバルとして、アジア=パシフィック・トライエニアル(以下、APT)は類い希なる成功を収めている。1999年からキュレーションに携わるAPT6の主View More >

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アジア=パシフィック・トライエニアル

オーストラリアのブリスベンでは、ほぼ3年に一度、アジアおよび太平洋地域の注目すべきアートを一堂に集めるフェスティバルが開かれてきた。『アジア=パシフィック・トライエニアル・オブ・コンテンポラリーアート』(APT)最新の第6回目は、日本を含む25ヶ国から、総勢100組以上のアーティView More >

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スハニャ・ラフェル(後編)

——今回は日本人作家が4組参加しています。YNG、大巻伸嗣、名和晃平、さわひらき……。彼らを選んだ理由は? YNGは、コラボレーションがどのように機能するかを考えていたからです。ひとつには北朝鮮の作品と比べてね。北朝鮮ではあらゆる労働が集産化されていて、アートの制作も例外ではありView More >

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オラファー・エリアソン

調和の感覚とは、むしろ不確かさの感覚なのだと思っています ロンドンのテート・モダンにオレンジ色の太陽を出現させ、ニューヨークの川辺では巨大な人口滝を発生させる——。光と影、霧、風などを繊細に操り、場所や観衆をもうひとりの主役としてとらえる作家が、金沢21世紀美術館で大型個展『”YView More >

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マーカス・コーツ

鳥になろうとすることは人間の存在に何を問いかけるだろうか 2008年に創設された大和日英基金アートプライズは、英国の優れた作家を日本に紹介することを主眼に、受賞者に日本での初個展の機会を与えるという現代美術賞。09年の受賞者となったマーカス・コーツは、去る11月に受賞記念として小View More >

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三宅砂織

人の感覚はもっと大きい輪郭を持っている 美術関係者による推薦を受けた40歳以下の若手現代美術家たちが、多様な平面作品を出品するVOCA展。2010年の大賞を受賞した作家に、独特な制作方法と表現について聞く。 聞き手・文:松浦直美 「内緒話」2009年(VOCA賞受賞作品)  14View More >

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楊福東(ヤン・フードン)

多岐に渡る表現手段の中で、いちばん魅了されたのが映像、映画だったのです 美しい構図とカメラワークで描かれる、抒情あふれる映像群。楊(ヤン)の紡ぐ作品世界はどこか幻想的であると同時に、現代中国に生きる人々の心の中を旅するようでもある。近年はそのスタイルやモチーフにも広がりを見せるアView More >

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現代アートの「2009 >> 2010」

いわゆる「ゼロ年代」最後の年が終わり、新しい10年紀が始まった。政権交代、スターたちの訃報、波乱の経済情勢――。そんな中、現代アートにとっては2009年がどんなものだったかを振り返り、それに続くこの2010年の眺めを考えたい。 ・ART iT寄稿家・公式ブロガーが選ぶ2009年展View More >

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