創造的空間への招待状 1847年の創業以来、時代に先駆けたモダンなジュエリーを生み出してきたフランスのジュエラー、カルティエ。企業メセナの一環として設立されたカルティエ現代美術財団も、その革新的な芸術支援活動が国際的な評価を得ている。 取材・文:編集部 カルティエインターナショナView More >
マガジン
ヴォルフガング・ティルマンス
「今」という時間を写し出す 取材・文:飯田志保子 ポートレート:永禮賢 春の雨が降る夜、個展会場で、目を輝かせたたくさんの観客に囲まれている彼がいた。4年前の来日時と変わらないチャーミングな笑顔で、ひとりひとりのサインに応じる。ふたつある展示室のうち、「3次元的な」新作4点で構成View More >
アルフレッド・ジャー
美と倫理の均衡 取材・文:松浦直美 画像が氾濫する現代社会において、見世物的に使われるそれらに懐疑心を抱き続けてきた。ある現場の一瞬の断片として切り取られる画像。その向こうで、本当は何が起こっているのかを確かめることから、ニューヨーク在住のチリ人アーティスト、アルフレッド・ジャーView More >
田尾創樹
ゲームの傍観者としての創作 取材・文:柳下朋子 ポートレート:井上嘉和 田尾創樹は、架空のエンタテインメント系プロダクション「おかめぷろ」の代表兼所属アーティストとして作品を発表している。「オカメハチモク」というバンドを組んだのがその起源で、現在は、実在のふたりの「社員」のほか、View More >
韓国現代美術展
7.12 – 10.12 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 Won Seoung Won Tomorrow – Village of dogs, 2008 LightJet print, 120 x 200 cm 1970 年代生まれの韓国人若手作家を紹介するグView More >
宮永愛子
時間と記憶を刻み込んだ「一期一会」アート 取材・文:小崎哲哉 ポートレート:石川奈都子 白く、儚(はかな)く、日ならずして消えてゆく作品が多い。例えばナフタリンを用いたオブジェ。開幕日には完全な姿を見せていた半透明のドレスや靴や眼鏡は、展覧会が終わるころには原形を留めず、朽ちてしView More >
The Future is Unwritten
7.11 – 9.6 アダム・アート・ギャラリー (ウェリントン) Fiona Connor Props, 2008 Paint, wood, linoleum, commercial fittings, Perspex Installation at You AreView More >
米国発、現代アートドキュメンタリー上陸?
■Others マシュー・バーニー作品の日本における劇場展開などを手がけてきたトモ・スズキ・ジャパンが、アメリカの教育テレビ局PBS製作の現代美術ドキュメンタリー『art:21』シリーズの日本での上映、配給展開を計画中。 世代も作風もバラエティに富んだ現役スターアーティストたちへView More >
TKG代官山最後の展覧会
■Exhibition ファッション街ゆえにか、女優の蒼井優が雑誌撮影で来廊、ということもあったとか。 TKG 代官山では現在、若手陶芸家・青木良太の新作展を開催中だが、同展がこのスペースの最後の展覧会となる模様だ。2007年9月にオープンしたTKG 代官山は、西沢立衛デザインにView More >
印度現在
7.10 – 8.30 上海当代芸術館 Riyas Komu Takeaway (detail) 2009 Courtesy the artist 今日のグローバル化社会における現代美術の文脈において、インドらしさを構成する要素は何かを追究する。国際的に評価される21View More >