日本のプロレタリア美術運動の草分けとして知られる黒耀会の結成、一膳飯屋の運営、漫画雑誌の主宰、農民運動への尽力など、自由と扶助の精神のもとに幅広い活動を展開した望月桂を紹介する展覧会を開催。

望月桂 自由を扶くひと @ 原爆の図 丸木美術館
2025年4月5日 - 7月6日
2025年4月5日 - 7月6日
日本のプロレタリア美術運動の草分けとして知られる黒耀会の結成、一膳飯屋の運営、漫画雑誌の主宰、農民運動への尽力など、自由と扶助の精神のもとに幅広い活動を展開した望月桂を紹介する展覧会を開催。
フランスの思想家、シャルル・フーリエが提唱し、実現しなかったものの近代アナーキズムやダダに影響をもたらした「ファランジュ」をタイトルに掲げ、風間サチコ、坂口恭平、ジェン・リウ、绘造社、マイケル・ラコヴィッツの作品を通じて、今日の芸術の可能性を検討する展覧会。
「現在」起きている現象の根源を「過去」に探り、「未来」に垂れこむ暗雲を予兆させる黒い木版画を中心に制作する風間サチコ。制作活動の初期から、3.11に向き合った約10年前、延期となったオリンピック、そして、コロナ禍まで、これまでのキャリアを語る。