今津景 タナ・アイル @ 東京オペラシティ アートギャラリー

制作行程にコンピュータでの画像加工を取り込み絵画を制作する今津景の大規模個展。本展では、今津が現在拠点にしているインドネシアと自身のルーツである日本のふたつの土地での経験と思考に基づき制作した新作を中心に、過去作品と合わせて展覧することで、その制作の全貌を紹介する。

松谷武判 Takesada Matsutani @ 東京オペラシティ アートギャラリー

1960年代当時の新素材であったボンドを使用した作品で具体美術協会の第二世代の作家として頭角を現し、87歳になる現在もパリを拠点に旺盛な制作を続ける松谷武判の国内初となる包括的な回顧展。初期から最新作を含む作品、資料、映像など200点以上によって松谷の全貌を紹介。

髙田賢三 夢をかける

2020年に惜しまれつつ逝去した髙田賢三の没後初の大規模個展となる本展では、髙田のファッションの変遷を衣装展示でたどるとともに、幼少期から描いていた絵画やアイデアの源泉となった資料、衣装のデザイン画などを紹介し、多角的な視点で人物像を浮かび上がらせ、日本人デザイナーのパイオニアとして世界で活躍した髙田賢三の生涯にわたる創作活動を回顧します。

石川真生 ―私に何ができるか― @ 東京オペラシティ アートギャラリー

2021年の沖縄での回顧展の成果も踏まえつつ、初期からの主要な作品をはじめ、石川の作歴を概観するとともに、昨年沖縄の本土返還50周年を迎えるもなお、困難な状況に置かれている現代の沖縄という地政学的な最前線で撮影を続ける石川の活動を紹介する。

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