コレクション展 2021-春 特集:うちのなかから

野長瀬晩花《五月の庭》1956年 和歌山県立近代美術館蔵

和歌山県立近代美術館のコレクション展では、所蔵品を通じて幅広い美術の表現に接していただけるよう、季節ごとに展示を替え、さまざまな特集コーナーや展示テーマを設けながら作品の紹介を続けています。今回は、3ヶ月にわたる工事によって照明の新しくなった展示室で、あらためて当館の代表的な所蔵品を「日本近現代美術と和歌山」と題して紹介します。

ここでは、3月23日に逝去された稗田一穗の画業を偲び、小さなコーナーも設けます。学生の頃の制作から近作まで、生命と自然への真摯で温かなまなざしが感じられる作品をご覧いただきます。

そして「特集 うちのなかから」のコーナーでは、作り手の日常へのまなざしに注目し、ステイホームが勧められるなか、その視点に共感し、あるいは驚きながら、自身の日常を楽しむきっかけを作っていただければと思います。

会場 和歌山県立近代美術館 1階展示室
会期 2021年04月24日(土)~07月04日(日)
開館時間 9時30分〜17時[入場は16時30分まで]
休館日 月曜日[ただし、5月3日(月)は開館し、5月6日(木)休館]
観覧料 一般350270)円、大学生240180)円( )内は20名以上の団体料金
*高校生以下、65歳以上の方、障害者、県内に在学中の外国人留学生は無料
*毎月第4土曜日(4月24日、5月22日、6月26日)は「紀陽文化財団の日」として大学生無料
*毎月第1日曜日(5月2日、66日、74日)は入館無料
主催 和歌山県立近代美術館

 

木下孝則《猫》1926年 当館蔵

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