『プロジェクト・フォー・サバイバル』展(1996)展示風景 「ベネトンルーム:《サッコとヴァンゼッティの読書室》の再解釈」(1992/1996) 撮影:小西晴美 2. パブリックスペースとしての美術館:美術館は開かれるべきか YM 引き続き『プロジェクView More >

『プロジェクト・フォー・サバイバル』展(1996)展示風景 「ベネトンルーム:《サッコとヴァンゼッティの読書室》の再解釈」(1992/1996) 撮影:小西晴美 2. パブリックスペースとしての美術館:美術館は開かれるべきか YM 引き続き『プロジェクView More >
後編はこちら 飴屋法水「わたしのすがた」は、舞台芸術祭『フェスティバル/トーキョー10』の正式な参加作品である。したがって、役者も居らず脚本もなく劇場で上演されないからといって、これを単純に演劇でないと決めつけることはできない。事実、チラシには「構成・演出:飴屋法水」と明記されてView More >
2010年3月に京都国立近代美術館で行われた展覧会『マイ・フェイバリット——とある美術の検索目録/所蔵作品から』に際して、出品作家のクシュシトフ・ヴディチコ、ドミニク・ゴンザレス=フォルステル、やなぎみわ、笠原恵実子、そして「利岡ビル・アート・コレクション」寄贈者の利岡誠夫らによView More >
件名:「作ること」を受け入れる(「作ること」から解放されるために) 田中功起さんの第3信はこちら|往復書簡 田中功起 目次 田中功起さま 最後の返信になります。ちょっと感慨めいたことを書いてみたい気もしますが、この書簡全体を通しての僕の感想は、今後の僕の制作で応答したいと思うのでView More >
(以下全て)「ニューエイドス」展展示風景 人が2、3人も入ればもう一杯になってしまいそうなキューブ状の展示室には、壁の三面を比較的大きな絵が一枚づつ占めている。残る一面には、それぞれの壁に対応して同じ絵が映し出された三台のiPadが置かれており、直接、手にとって画面を拡大して見るView More >
ビデオ・ウォール・パイク バーバラ・ロンドン Bye Bye Kipling (1986) © Estate of Nam June Paik, courtesy Electronic Arts Intermix (EAI), New York. I.View More >
Courtesy Dan Cameron. 大抵のキュレーターは実は奥深いところでは一種のコレクターでもある。私自身、世界で最も網羅的な現代美術のアーカイブのうちのひとつを構築することに、過去25年以上に渡り密かに関わってきたことを、つい最近になってようやく自分でも認められるようView More >
失われたラジカセを求めて HITACHI TRK-W4U, (ca.1984), 50×15 cm 「パキスタン人が盗難車を集めてこっそり輸出」とか「大量の自転車が万景峰号に積まれて北朝鮮に」なんて事件が話題になるたびに、出てくるのが「ヤード」という存在である。山奥や休View More >
件名:「作ること」をアーティストの手から解放する 冨井大裕さんの第2信はこちら|往復書簡 田中功起 目次 冨井大裕さま 今回はサンフランシスコでこの原稿を書いてます。LAと違って、湿気があり、少し肌寒いけどなかなか過ごしやすいです。公共交通機関も発達(といってもバスがメインですけView More >
前編はこちら 瀬戸内を訪ねた9月初頭はまだまだ猛暑で、連日、滝のような汗で全身の水分を搾り取られるようだったが、今時はもう大分涼しくなったことだろう。前回は個々の展示について触れることができなかったので、後編では島ごとに気になった作品を見て行きたい。 鈴木康広「ファスナーの船View More >
崔在銀「アショカの森」(2010)インスタレーション 撮影:武藤滋夫 提供:原美術館 *以下「Lucy」以外同様 アーティストの口から訪れたこともない街の名が、あたかもその街に住み、幾ばくかの人生の意味を引き受けることになる、その街での出来事を懐かしむように語られることがある。 View More >
地獄の歩き方 地獄に行きたい人間は、あまりいない。 なるべくイヤなこと、体験したくないことを何百年、何千年にわたって、何億人もが考え抜いた、究極のネガティブ・イメージ。それが地獄というものであるはずだ。 それなのに世の中には、死んでからしか行けないはずの地獄を、いますぐ味見してもView More >