大阪府20世紀美術コレクションの可能性をアーティストとともに探る企画の第3弾として、野原万里絵を招聘し、伊藤継郎の「スケッチ・ブック」を起点に野原自身の作品とコレクションで構成した企画展を開催。

大阪府20世紀美術コレクションの可能性をアーティストとともに探る企画の第3弾として、野原万里絵を招聘し、伊藤継郎の「スケッチ・ブック」を起点に野原自身の作品とコレクションで構成した企画展を開催。
アルヴァ・アアルトとともに設計事務所を牽引し、自身も建築家、デザイナーとしてアアルト建築をかたちづくっていったアイノ・アアルトに焦点を当てた展覧会。
ホンマエリとナブチによるアートユニット、キュンチョメが2011年の活動開始より取り組んできた東日本大震災に関わる16作品を横浜市神奈川区にある民家で公開。
ヨーゼフ・ボイスとブリンキー・パレルモが1960、70年代に手がけた作品を中心に、その芸術を生の営みへと取り戻そうとするふたりに共通する姿勢を学び、社会と芸術のかかわりについてあらためて問いかけ、芸術の営為とはなにかを見つめなおす企画展。パレルモの国内公立美術館でのまとまった形での紹介は初。
「美術と映像」の歴史的な変遷を探り、映像における現代の状況を考察する中之島映像劇場。20度目の開催となる今回は映画作家・松村浩行の作品の回顧上映を行なう。
テキスタイルをコミュニケーションの手段として使用する西アフリカの伝統を受け継ぎつつ、政治や環境、社会問題などに言及する大規模なタペストリーのような作品を制作するアブドゥライ・コナテの日本初個展。
近代から現代まで異なる時代に活動した10人のアーティストによる「顔」の作品を通して、各アーティストがどのように自己と他者、そして社会や世界を捉えているのかを探る。
ゲストキュレーターの長谷川新が企画する『約束の凝集』の第三弾として、黑田菜月の個展を開催。写真を重要な道具立てとした《友だちの写真》と《部屋の写真》のふたつの映像作品を発表。
Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)初代受賞者の風間サチコと下道基行が、その初期作品から本展が初公開となる最新作までを発表。
フルクサスでの活動やヴィデオアートにおける先駆的な試みにより国際的に活動した久保田成子の大規模個展。ニューヨークの久保田成子ヴィデオ・アート財団の全面的協力の下、初期から晩年までの創作活動を時系列で紹介し、最新研究に基づいた新たな作家像を提示する。
ものと空間の関係性における見えない力の構造の考察を通じて、世界のあり方を探究しつづける植松奎二の個展。同館の空間と構造を1年かけて読み解き、エントランスホールや各展示室で新作・インスタレーション作品を発表する。
19世紀末から20世紀初頭に隆盛期を迎えた万国博覧会に焦点を当て、他者表象の方法や人々の欲望の所在、「見られる身体」の歴史を探る。企画はインディペンデント・キュレーターの小原真史。