キュンチョメ個展 ここにいるあなたへ


キュンチョメ《避難指示区域にタイムカプセルを埋めに行く》2011年

 

キュンチョメ個展 ここにいるあなたへ
2021年3月11日(木)- 4月12日(日)
住宅街にある民家2軒(横浜市神奈川区栗田谷19-28)
https://www.kyunchome.com/2021
開場時間:14:00-20:00
閉場日:火、水
入場料:500円

 

ホンマエリとナブチによるアートユニット、キュンチョメが2011年の活動開始より取り組んできた東日本大震災に関わる16作品を横浜市神奈川区にある民家で公開する。

2011年に発生した東日本大震災をきっかけに活動をはじめたというキュンチョメは、国内外各地に中長期にわたり滞在し、リサーチ、対話、アクションを繰り返しながら、その土地が抱える現実、そこに住む人々を取り巻く環境に切り込み、そのような活動を主に映像インスタレーションとして発表している。2014年には第17回岡本太郎現代芸術賞で太郎賞を受賞、翌年には個展『もう一度 太陽の下でうまれたい』を開催。近年は個展『暗闇でこんにちは』(駒込倉庫、2016)、Reborn-Art Festival 2017、江陵国際ビエンナーレ2018(韓国)、バンコク・ビエンナーレ2018、特別上映『完璧なドーナツをつくる』(原爆の図丸木美術館、2019)、あいちトリエンナーレ2019、『現在地:未来の地図を描くために[1]』(金沢21世紀美術館、2019)、シアターコモンズ ’20などで作品を発表。震災、原発事故、自殺、難民問題、アイデンティティなどといった多彩なテーマを扱っている。

本展では、2011年3月の原発事故によって避難指示区域に指定された町を封鎖前に訪れ、タイムカプセルを埋めた《避難指示区域にタイムカプセルを埋めに行く》(2011)をはじめ、キュンチョメの活動において、継続的に制作してきた震災に関わる作品のなかから現在公開可能な16作品を展示する。

 


キュンチョメ《New Japan Paradise》2012-13年


キュンチョメ《ウソをつくった話》2015年

Copyrighted Image