アートウィーク東京が、7つのルートで運行されるシャトルバス「AWT BUS」、大倉集古館を舞台に開かれる展覧会「AWT FOCUS」、国内外のキュレーターを招聘した「AWT TALKS」、AWT参加ギャラリーの所属アーティストの映像作品を紹介する上映プログラム「AWT VIDEO」など、本年度のプログラムのハイライトを発表。
ニュース
国際芸術祭「あいち2025」の芸術監督が決定
国際芸術祭「あいち 2025」の芸術監督に、シャルジャ美術財団理事長兼ディレクターのフール・アル・カシミを就任。シャルジャ・ビエンナーレをはじめ20年間に及ぶ経験を活かすとともに、地元のアーティストやコミュニティと密接に連携しながら、意義ある展覧会及びプロジェクトの実現を目指す。
第60回ヴェネツィア・ビエンナーレ、タイトル発表
第60回ヴェネツィア・ビエンナーレのテーマが「Foreigners Everywhere(外国人はどこにでもいる)」に決定。アイデンティティや国籍、ジェンダーなど、さまざまな領域で周縁化されてきた声に耳を傾け、モダニズムを再検討する。

第60回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館
第60回ヴェネツィア・ビエンナーレの日本館展示の出品作家に毛利悠子、作家指名によるキュレーターに韓国出身のイ・スッキョンが決定。日本館における日本人以外のキュレーターの抜擢は史上初。
第8回横浜トリエンナーレ、テーマ発表
横浜トリエンナーレ組織委員会は、来年3月に開幕を控える第8回横浜トリエンナーレのテーマを「野草:いま、ここで⽣きてる」に決定するとともに、旧第一銀行横浜支店とBankART KAIKOのふたつの歴史的建造物を新たに会場に使用すると発表。
第38回京都賞思想・芸術部門にナリニ・マラニ
公益財団法人稲盛財団が主催する京都賞の思想・芸術部門を、揺れ動く歴史を生きる経験に基づき、抑圧に苦しむ声なき者の声を届ける表現を開拓し、美術の「脱中心化」に非欧米圏から貢献した業績により、ムンバイ出身のアーティスト、ナリニ・マラニが受賞。

新たなアートフェア「Tokyo Gendai」が7月に横浜で開催
アジア太平洋地域で複数の国際アートフェアを主催するThe Art Assemblyが日本で新たに設立したアートフェア「Tokyo Gendai」が、横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)で開催。また、オフィシャルフェアパートナーの寺田倉庫では、7月7日から10日にかけて「TENNOZ ART WEEK」を天王洲で開催。

公募|TOKAS-Emerging 2024
日本在住の35歳以下のアーティストを対象とする展覧会公募プログラム「TOKAS-Emerging」の2024年度の出展作家の募集開始。選ばれた6組のアーティストには、会場の無償提供や制作支援金15万円に加え、展覧会実現のためのさまざまなサポートを提供。
第24回バロワーズ賞
アートバーゼルのステートメント部門に出品したアーティストを対象とする「バロワーズ賞」を、スカイ・ホピンカとシン・ワイ・キンが受賞。同賞は受賞者への賞金のほか、バロワーズ・グループが購入した両者の作品をヨーロッパ有数の美術館に寄贈する。
【PR】第21回台新芸術賞
2023年5月27日、視覚芸術と舞台芸術を対象とする台湾有数の芸術賞「台新芸術賞」の授賞式が行なわれ、画家のタン・ジョフン[黨若洪]が台北の安卓芸術で開催した個展「As You Sleep Worry-Free」で年間グランプリを受賞した。絵画表現による年間グランプリの受賞は史上初。