© Jafar Panahi and Mojtaba Mirtahmasb
『これは映画ではない』
9月22日(土)、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
反体制的な活動により、20年間の映画製作禁止、出国禁止、マスコミとの接触禁止、6年間の懲役を申告されているイラン人映画監督ジャファル・パナヒと共同監督モジタバ・ミルタマスブの『これは映画ではない』が9月よりシアター・イメージフォーラム(渋谷)ほかで全国順次公開される。
本作は、軟禁中の“映画を撮ることを禁じられた映画監督”パナヒが友人のミルタマスブの協力のもと、製作。その後、完成映像が収められたUSBファイルにて国外へ持ち出され、2011年カンヌ国際映画祭でプレミア上映される。同映画祭黄金の馬車賞受賞のほか、数々の映画祭でも高い評価を得ている。
パナヒはアッバス・キアロスタミ監督作品の助監督を経て、1995年に初監督作品『白い風船』を製作、カンヌ国際映画祭カメラドールをはじめ、数々の賞を受賞する。その後、2000年に『チャドルと生きる』でヴェネツィア映画祭金獅子賞、2006年に『オフサイド・ガールズ』でベルリン映画祭審査員グランプリを受賞するなど、国際的な評価も高い。
公式ウェブサイト:http://eigadewanai.com/
シアター・イメージフォーラム:http://www.imageforum.co.jp/theatre/