2011年2月1日、グーグルはオンライン上で美術館訪問および作品鑑賞が可能になるプロジェクト、「アートプロジェクト」をスタートさせた。
欧米の主要な美術館と協同したこのプロジェクトは主に3つの機能からなる。グーグルのストリートビュー技術を応用し、画面上で館内を巡ることができる機能、美術館が著作権を保持する作品について、作品細部まで見ることを可能にすると共に作品についての解説を得られるビューワー機能、および作品のなかからお気に入りを選んで自分のコレクションを作り、またそれを家族や仲間と共有できる機能である。
現時点でこのプロジェクトに参加している美術館は以下の17館である。世界的にも主要な美術館が最初に参加したことで、このプロジェクトに参加する美術館はさらに増えて行くことが予想される。
アメリカ
スミソニアン・フリーア美術館(ワシントンDC)
ニューヨーク近代美術館 (ニューヨーク)
フリック・コレクション(ニューヨーク)
メトロポリタン美術館(ニューヨーク)
イギリス
テート・ブリテン(ロンドン)
ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
イタリア
ウフィツィ美術館(フィレンツェ)
オランダ
アムステルダム国立美術館(アムステルダム)
ヴァン・ゴッホ美術館(アムステルダム)
スペイン
国立ソフィア王妃美術館(マドリード)
ティッセン=ボルネミッサ美術館(マドリード)
チェコ
カンパ美術館(プラハ)
ドイツ
旧ナショナルギャラリー(ベルリン)
絵画館(ベルリン)
フランス
ヴェルサイユ宮殿(ヴェルサイユ)
ロシア
国立エルミタージュ美術館(サンクトペテルブルク)
国立トレチャコフ美術館(モスクワ)
アートプロジェクト公式サイト
http://www.googleartproject.com/