「絵画、それを愛と呼ぶことにしよう」@ ギャラリーαM

「絵画、それを愛と呼ぶことにしよう」
ギャラリーαM
http://www.musabi.ac.jp/gallery/

武蔵野美術大学が運営するgallery αMでは、αMプロジェクト2012「絵画、それを愛と呼ぶことにしよう」を開催する。東京国立近代美術館主任研究員の保坂健二朗がキュレーターを務める。
「絵画、それを愛と呼ぶことにしよう」において、保坂は絵画を巡る理念や技法ではなく、画家の愛によって生まれた新たなる存在としての絵画への探求を試みる。また、本展に参加する10人の作家の作品を通して、ひとつの傾向を見出すのではなく、むしろ、互いにかけ離れたさまざまな絵画の差異から、絵画の機能、絵画的な愛の在り方を探っていく。
キュレーターを務める保坂は、これまでに『建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳』(2008)、『エモーショナル・ドローイング』(2008)、『建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション』(2010)、『イケムラレイコ うつりゆくもの』(2011)を企画(すべて東京国立近代美術館にて開催)。そのほか、今月14日からモスクワ市立近代美術館で開催される『Double Vision: Contemporary Art from Japan』の共同キュレーターを務めている。各参加作家と展覧会会期は下記を参照。

山田七菜子:4月14日(土)-5月19日(土)
俵萌子:5月26日(土)-6月23日(土) 
安藤陽子:6月30日(土)-7月28日(土)
浅見貴子:8月4日(土)-9日15日(土)(夏期休暇8/12-27)
小西紀行:9月21日(金)-10月20日(土)
衣川明子:10月27日(土)-11月24日(土)
増田佳江:12月1日(土)-2013年1月12日(土)(冬期休暇12/23-1/7)
田中功起:1月19日(土)-2月2日(土)
小林正人+杉戸洋:2月9日(土)-3月23日(土)

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文中敬称略

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