第15回岡本太郎現代芸術賞、作品募集

財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団 ・ 川崎市岡本太郎美術館が主催する第15回岡本太郎現代芸術賞の作品応募が2011年7月15日からスタートする。同賞は1997年より岡本太郎記念現代芸術大賞として始まり、現在では若手作家の登竜門として知られている。応募用紙による第一次審査の応募締切は9月15日。その後、展覧会形式の第二次審査を経て、入賞作品が決定される。岡本太郎賞と岡本敏子賞の受賞者には、それぞれ200万円、100万円の賞金と岡本太郎記念館での作品展示の機会が与えられる。また、特別賞は複数名の受賞の可能性があり、総額50万円が与えられる。美術評論家の椹木野衣、空間メディアプロデューサーで岡本太郎記念館館長の平野暁臣、川崎市岡本太郎美術館館長の村田慶之輔、美術史家の山下裕二、ワタリウム美術館キュレーターの和多利浩一が審査員を務める。過去の入賞者は中山 ダイスケ (第1回)、小沢剛 (第2回)、山口晃 (第4回)、天明屋尚 (第6回)、梅津庸一 (第9回)、若木くるみ (第12回)など。募集要項の詳細は岡本太郎記念館および川崎市岡本太郎美術館のホームページを参照のこと。

岡本太郎記念館:http://www.taro-okamoto.or.jp/
川崎市岡本太郎美術館:http://www.taromuseum.jp/

(文中敬称略)

Copyrighted Image