第15回文化庁メディア芸術祭、受賞作品発表

2011年12月15日、第15回文化庁メディア芸術祭の各部門の受賞作品が発表され、アート部門の大賞は山本良浩の『Que voz feio(醜い声)』が獲得した。
山本の『Que voz feio(醜い声)』は、双子の女性の姿を映し出し、それぞれの語る内容と記憶、国籍、言語など様々なレベルでの「差異」を鑑賞者に体感させる映像作品。そのほか、優秀賞には真鍋大度/石橋素、Brian Alfred、片山義幸、Vincent Morissetが選ばれ、新人賞にはRalph Kistler / Jan Sieber、菅野創/山口崇洋、植木秀治の作品がそれぞれ選ばれた。
今年度は、国内のみならず海外57の国と地域からの900件を超える応募があり、過去最多の2700件以上の作品が集まった。各部門の各賞受賞作品は来年2月22日から国立新美術館ほかサテライト会場で開催される受賞作品展に出品される予定。なお、受賞者への贈呈式は展覧会前日の2月21日に東京ミッドタウンにて開催される。

文化庁メディア芸術祭:http://plaza.bunka.go.jp/festival/

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