All Images: クリエイティブセンター大阪
2013年12月2日より、一般財団法人おおさか創造千島財団が大阪における創造活動に対する助成金対象事業の公募を開始している。公募対象となる助成事業は、アーティスト、クリエイターなどの活動資金の一部を支援する「創造活動助成」と、北加賀屋の名村造船所大阪工場跡地を改装した「クリエイティブセンター大阪」を無償提供及び活動資金の一部を支援する「スペース助成」の二種類となる。
2011年11月、千島土地株式会社は株式会社設立100周年を記念し、創造活動に対する支援を更に推進するため、文化芸術の支援に特化したおおさか創造千島財団を設立。翌年から公募助成事業を開始。千島土地は2004年より、名村造船所大阪工場跡地を中心に、北加賀屋地区を拠点にアートを切り口とした地域活性化に取り組んでいる。今回、募集を行なう助成制度のほか、同地区で活動するアート関係者、団体などと連携し、活動資金の一部を助成金として交付する「パートナーシップ助成」も非公募にて行なっている。
これまでに、志賀理江子、梅田哲也、contact Gonzoによる合同東北ロードツアー（仮）や、鉄道芸術祭 vol.2のやなぎみわプロデュース「駅の劇場」、松井智惠の展覧会『現代美術と批評のスクール』のほか、演劇や舞踏、デザイン、建築など多ジャンルの企画が助成対象として選ばれている。また、ブレーカープロジェクトが来年2月より開催する『ex・pots 2011-2013』も同財団の助成対象に選ばれている。
応募締切は2014年1月10日（金）まで。有識者からなる選考委員会にて選考を行ない、理事会の承認を得て、助成対象が決定される。選考の結果は同年4月上旬に各申請者に書面にて通知される。各助成の詳細、応募方法などは同財団ウェブサイトを参照。
おおさか創造千島財団：http://www.chishimatochi.info/found/