RIBAスターリング賞、二年連続でザハ・ハディド

2011年10月1日、王立英国建築家協会(RIBA)は、イギリスで最も権威ある建築賞・RIBAスターリング賞の、ザハ・ハディド・アーキテクト設計のエヴリン・グレース・アカデミーへの授賞を発表した。
同賞は1996年に同国で最も重要な建築家のひとりであるジェームズ・スターリングの名を冠して創設された。過去一年間、イギリスに事務所をおく建築家によって、EU圏内に設計、建設された建築を対象とし、受賞者には賞金として約240万円(2万ポンド)が贈られる。
今年は、昨年のローマの国立21世紀美術館(MAXXI)に続き、二年連続でザハ・ハディドが受賞。そのほかの候補者には、同賞の受賞経験のあるデイヴィッド・チッパーフィールド、オドネル+トゥミ、アルフォード・ホール・モナガン・モリス、マイケル・ホプキンス、ベネッツ・アソシエイツが選出され、すべての候補者が過去に同賞のノミネート経験を持つ初めての年となった。過去の受賞者にはリチャード・ロジャースやノーマン・フォスター、ヘルツォーク&ド・ムーロンらがいる。

RIBAスターリング賞:
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