日産自動車がアートアワードを設立

日産自動車株式会社は、将来性のある日本のアーティストの活動を支援することを目的とした「日産アートアワード」を創設、本日より専用サイトを開設する。

同賞は、日産自動車が創立80周年を迎える本年に創設、以後、隔年で開催する。第一回目となる「日産アートアワード2013」は現代美術を対象に選考を行い、時代を担う日本人アーティストに与えられる。審査を経て選出された8名のファイナリストは、9月に開催予定の展覧会で新作を発表。会期中の9月25日にグランプリが決定、発表される予定。グランプリを受賞したアーティストには賞金500万円が授与される。

審査員を務めるのは、南條史生(森美術館館長)、逢坂恵理子(横浜美術館館長)、黄篤(インディペンデント・キュレーター)、ジャン・ド・ロワシー(パレ・ド・トーキョー館長)、ローレンス・リンダー(カリフォルニア大学バークレー美術館、パシフィック・フィルム・アーカイブ館長)の5名。今年5月に第一次選考を行い、以下の8名をファイナリストとして選出した。

安部典子、鈴木ヒラク、小泉明郎、増山裕之、宮永愛子、西野達、篠田太郎、渡辺英司

なお、岩崎仁美(クイーンズ美術館キュレーター)、遠藤水城(インディペンデント・キュレーター)、住友文彦(アーツ前橋館長)、中森康文(ヒューストン美術館キュレーター)、吉田美也(インディペンデント・キュレーター)が候補者推薦委員を務めた。

日産アートアワード:http://www.nissan-global.com/JP/CITIZENSHIP/NAA/

日産アートアワード2013
2013年9月18日(水)-11月4日(月)※9月25日(水)は招待客のみ
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