2016年5月26日、横浜トリエンナーレ組織委員会は、来夏に開催する6回目の横浜トリエンナーレの開催概要および展覧会コンセプトなどを検討する構想会議メンバーを発表した。
注目のディレクターには、横浜美術館館長の逢坂恵理子、横浜美術館副館長で主席学芸員の柏木智雄に加え、第4回ヨコハマトリエンナーレでアーティスティック・ディレクターを務めた三木あき子の3名が就任。三木は『村上隆のスーパーフラット・コレクション—蕭白、魯山人からキーファーまで』のゲスト・キュレーターも務めており、主会場のひとつである横浜美術館を熟知したメンバーによるディレクションとなる。
ヨコハマトリエンナーレ2017では、過去の開催実績を踏まえつつ、次なるステージへと進むべく、国際展の今後のかたちやさらなる可能性を探求し、視覚体験に限定されない「対話・議論」と「共有・共生」の場づくりを目指すため、9名の有識者による構想会議を設置し、展覧会のコンセプトを検討していく。構想会議メンバーは、上述した3名のディレクターズのほか、高階秀爾、鷲田清一、養老孟司、スハーニャ・ラフェル、リクリット・ティラヴァーニャ、スプツニ子!。
ヨコハマトリエンナーレ2017は、横浜美術館と横浜赤レンガ倉庫1号館を主会場に、2017年8月4日(金)から11月5日(日)まで開催される。構想は今秋の発表を予定している。
横浜トリエンナーレ:http://www.yokohamatriennale.jp/
カタカナ表記は主催者資料に基づく。