2012年7月31日、2014年に開催される第19回シドニー・ビエンナーレのアーティスティック・ディレクターをジュリアナ・エングバーグが務めることが同ビエンナーレ事務局より発表された。
ジュリアナ・エングバーグは、現在メルボルンにあるオーストラリア現代美術センターのアーティスティック・ディレクターを務め、同センターではこれまでにピピロッティ・リスト、ヤエル・バルタナ、ネイサン・コリー、ジョセフ・コスースなどの個展を企画している。2007年には第52回ヴェネツィア・ビエンナーレで、スーザン・ノリーを展示したオーストラリア館のシニア・キュレトリアル・アドバイザーを務めた。そのほか、2000年から2006年にわたりメルボルン・フェスティバル・ヴィジュアルアーツ・プログラムのキュレーターを務め、タシタ・ディーン、マーティン・クリード、フィオナ・タンらの新プロジェクトを企画、2002年から2004年まで熊本市現代美術館のインターナショナルアドバイザーを務めた。
なお、キャサリン・デ・ゼーガーとジェラルド・マックマスターが共同ディレクターを務める第18回シドニー・ビエンナーレは9月16日まで開催中。
第18回シドニー・ビエンナーレ
2012年6月27日(水)–9月16日(日)
http://bos18.com/