公募情報(第15回 文化庁メディア芸術祭)

今年で第15回目を迎える文化庁メディア芸術祭の作品募集が7月15日より始まる。1997年にメディア芸術の創造と発展を図ることを目的に生まれた同芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で世界各地から作品を募集し、文化庁メディア芸術祭大賞を含む幾多の賞を贈呈するとともに、優秀な作品の展示を行っている。
応募は同芸術祭公式ウェブサイトを通したウェブエントリーの後、アップロードまたは事務局送付にて作品提出。締切は9月22日必着となっている。審査結果は12月に各受賞者に直接通知され、その後ウェブサイトなどを通じて公に発表される。受賞作品は来年2月22日より国立新美術館で行われる『第15回 文化庁メディア芸術祭』にて展示される。今年のアート部門の審査員は岡崎乾二郎(美術家、近畿大学国際人文科学研究所教授)、神谷幸江(広島市現代美術館学芸担当課長)、後藤繁雄(編集者、京都造形芸術大学教授)、関口敦仁(美術家、情報科学芸術大学院大学学長)、原研哉(デザイナー)の5名が務める。応募詳細は同芸術祭公式ウェブサイトを参照のこと。

また、同芸術祭は毎年国外での展覧会を実施しており、今年は「日独交流150周年」の企画の一環として「文化庁メディア芸術祭 ドルトムント展2011」を開催する予定。

第15回 文化庁メディア芸術祭:http://bunka-jmaf.jp/

(文中敬称略)

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