東北地方太平洋沖地震への寄付やチャリティーイベントのまとめ

随時更新

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震および津波の被害に遭われた皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。

ART iTでは、読者の皆様に日本赤十字社などを介した義援金の寄付を呼びかけるとともに、ART iTオンラインストアにてバックナンバーの販売を通じて、寄付活動を行っております。

またアート関連で現在実施されております寄付活動やチャリティーイベントを、以下に紹介いたします。

日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/

寄付

■建築家の坂茂が東北地方で被災された人々のための簡易間仕切りシステムを準備中。そのための資金の寄付を募っている。坂はスマトラ沖地震災害の際にも復興住宅の設計を手掛けるなど、避難のための建築の実績がある。詳細は坂が代表を務めるボランタリー建築機構のホームページを参照のこと。
http://www.shigerubanarchitects.com/SBA_NEWS/SBA_news_5.htm


■ニューヨーク在住のアーティスト笠原恵実子がNPOの国境なきこどもたちへの寄付を促している。13000円以上を寄付し(「メッセージ(任意)」欄に「東北支援」と記入)、その旨証明を笠原宛にメールで送った人に、彼女のエディション作品「Maria & Eve – loop -」を送るとしている。限定80部。まず寄付の意志をメールアドレスek.helpjapan[at]gmail.comに送ること。


Emiko Kasahara, Maria & Eve – loop –, 1995. Handmade accordion book, offset printing, 8 pages, 15 x 10.8 x 0.8 cm. Signed and numbered, limited edition of 180. Photo courtesy Emiko Kasahara.

チャリティーオークション

■東京都江東区の清澄ギャラリーコンプレックスで「東日本大震災被災地支援のための清澄サイレント・アートオークション」が開催される。賛同アーティストの作品を小山登美夫ギャラリーで展示し、同ギャラリー(またはサイト、FAX)にて入札を行い、売上全額をジャパン・プラットフォームに寄付する。参加ギャラリーはhiromiyoshii、タカ・イシイギャラリー、KIDO Press、Ai Kowada Gallery、小山登美夫ギャラリー、Miyake Fine Art、シュウゴアーツ、スプラウト・キュレーション。同コンプレックスのサイトに順次掲載されている参加アーティストには荒木経惟、エルムグリーン&ドラッグセット、ケリス・ウィン・エヴァンス、シュテファン・バルケンホール、トム・フリードマン、福井篤、奈良美智、泉太郎、エンライトメント、リチャード・タトルなど。

東日本大震災被災地支援のための清澄サイレント・アートオークション
展示:2011年4月14日(木)– 16日(土)12:00–19:00
入札締切:2011年4月16日(土)日本時間19:00
会場:小山登美夫ギャラリー(清澄ギャラリーコンプレックス)
http://www.kiyosumicomplex.com/

ジャパン・プラットフォーム
http://www.japanplatform.org/

オークション参加条件を含む詳細は下記のリンクを参照。
http://www.kiyosumicomplex.com/web/site.cgi?mode=main;newno=7;la=jp

チャリティーオークション(終了)

終了 ライターの工藤キキがアーティストがデザインをするコンピューターや携帯用の壁紙をオークション形式で売却し、売却金を日本赤十字社に寄付するチャリティオークションを企画した。参加アーティストは後藤輝、五木田智央、花代、ニック・レルフなど。

緊急企画 チャリティーオークション
COMPACT AID!—The Charity Auction for the Earthquake, Tsunami, and Nuclear Disaster in Japan
2011年3月19日(土)15:00 CULTIVATE(東京)
http://www.cltvt.org/

詳細は下記のリンクを参照。
http://www.cltvt.org/event/2011/03/16/302.html

チャリティーイベント(終了)

終了 森美術館主催「ART FOR LIFE:東北太平洋沖地震被災者支援プログラム」が六本木ヒルズのヒルズ カフェ/スペースで開催される。聴講無料、入場の際に任意の金額の募金を募り全額を日本赤十字社に寄付する。第一部のシンポジウム「『東京アートウィーク』から東京の文化発信を考える」には近藤誠一(文化庁長官)ならびに美術館館長らによる登壇が予定されており、第二部「10×2 ダイアローグ:災害とアート、そしてウェブを語る10人と2時間」には鈴木寛(文部科学副大臣)ならびに椿昇、日比野克彦ら現代美術家やジャーナリストなどといった多様な面々の参加が予定されている。第二部リレートーク終了後の会場は「アート・バー」として営業し、売上の一部を義援金として寄付する。また、当日会場に展示された作品を随時希望者に販売し、売上を全額義援金として日本赤十字社に寄付する。出品予定の作家は安斎重男、野田裕示、タムラサトル、金田実生、吉澤美香、開発好明、仲田智、木村崇人、中沢研、武谷大介、西野達、青山悟、高山陽介ほか。
なお、これらは中止となった六本木アートナイトのプログラムの一環として予定されていたシンポジウムやトークイベントの内容を変更し、新たにチャリティーイベントとして開催されるものである。

ART FOR LIFE:東北太平洋沖地震被災者支援プログラム
2011年3月26日(土)13:30~18:30(13:00開場)
ヒルズ カフェ/スペース(六本木ヒルズ ヒルサイド3F)

詳細は下記のリンクを参照。
http://www.roppongihills.com/topics/2011/03/tpc_110326.html

(文中敬称略)

なおART iTでは、上記プロジェクトのリンク先で得られる情報について、信頼できるものと判断しておりますが、それぞれの会計等の詳細については把握しておりません。従って、寄付など金銭的なやりとりにつきましては、利用者様ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。

今後、発表されるプロジェクトについては、随時追加していく予定です。

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