<高松市塩江美術館>四宮金一展―虚構と現実のはざまで―

【会   期】 平成27年7月4日(土)~8月30日(日) 
【時   間】 午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)
【入 館 料】  一般300円、大学生150円(常設展観覧料含む/団体は20名以上2割引)
        高校生以下、65歳以上の方、身体障害者手帳等の所持者は無料
        *美術館の日8月1日(土)は、全館無料
【休 館 日】 月曜日(ただし休日の場合はその翌日)
【主   催】 高松市塩江美術館
【後   援】 朝日新聞高松総局/OHK岡山放送/産経新聞高松支局/山陽新聞社/RSK山陽放送/四国新聞社/KSB瀬戸内海放送/TSCテレビせとうち/RNC西日本放送/毎日新聞高松支局/読売新聞高松総局

 このたび、高松市合併10周年を記念して、「四宮金一展」を開催いたします。四宮氏は、合併以前の塩江町において1993年から2003年にかけて開催されていた芸術祭、アーティスト・イン・レジデンス事業において講師として参加し、アーティストを志す若い国内外の学生たちと交流してきました。また、2003年に香川県文化功労者賞、高松市政功労者賞、2008年には地域文化功労者文部科学大臣表彰を受けるなど地方に拠点をおきながら作品の創作活動を続けています。
 今展では、同氏の50年余りの画業を振り返り、その中で制作してきた『Box』そして『Room』シリーズなどシェイプド・キャンバス(変形キャンバス)を用いることにより、平面を立体化する中で生み出された作家自身のあるいは現代社会で生活する人々の不安や焦燥感といった心象を独自の世界観で描き、表現してきた作品をご紹介いたします。

◆アーティストトーク
四宮金一本人による作品解説を行います。
日 時 7月5日(日)、8月9日(日)各13:00~
場 所 高松市塩江美術館 企画展示室(観覧券必要)

◆ワークショップ「毛糸でアート!」
様々な毛糸を使って線を描いて、そこに彩色を施すことにより筆を使った一般的な絵画とは違った視点から楽しめる作品をつくります。
開催日 7月26日(日)                
講 師 四宮金一(美術家)
時 間 13:00~15:30
場 所 高松市塩江美術館 デッキ
定 員 20名(小学生以上)
受講料 300円
    *お申し込みは、7月4日(土)8:30より電話にて受付

◎四宮金一プロフィール
1938年 香川県国分寺町生まれ
1956年 高松工芸高等学校卒業
1958年 太平洋美術学校に学ぶ
1964年 第8回シェル美術賞展佳作賞受賞
1965年 第30回香川県美術展記念大賞受賞
1977年 渡米し、ブルックリンミュージアムアートスクールに1年間留学
1981年 以降エンバ美術賞展、日仏現代美術展、安井賞展、小磯良平大賞展等で受賞歴多数
2000年 香川県教育文化功労者受賞
2002年 第6回小磯良平大賞展、大賞受賞
2003年 高松市政功労賞
2004年 香川県文化功労者賞受賞
2006年 関西大学大学院客員教授
2008年 地域文化功労者文部科学大臣表彰
現在も国内を中心に活躍している

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