開館20周年記念 MOTコレクション特別企画  クロニクル1995-

東京都現代美術館は、2015年3月に開館20周年を迎えます。 
2014年度のMOTコレクションは、これを記念して3期にわたって特別企画を行います。

「開館20周年記念MOTコレクション特別企画」第1弾は、当館が開館した年1995年に焦点を当てます。

東京都現代美術館が開館した1995年は、阪神淡路大震災、オウム真理教事件などの大きな出来事が起こり、バブル崩壊後の社会不安が蔓延するなか、現在まで続く日本の文化的な流れの節目をなす年であるとしばしば指摘されてきました。現代美術の分野でも、新しい表現が次々と生まれ、それらを支えるインフラも少しずつ整備されるなど、ひとつの時代の転換点であるとみなすことができます。2部構成からなる本展示は、第1部で1995年前後に何が起こったかを、開館展の紹介も含め、収蔵品を中心に分析します。第2部では、1995年以降に活動を開始した作家たちの作品を、当館の若手作家コレクションを総括するものとして紹介していきます。1995年を起点とする歴史的な俯瞰図によって、当館の20年間の歩みを辿るとともに、現在進行形のシーンに対する視座を提示します。

【出品予定作家】
ホンマタカシ、都築響一、会田誠、ヤノベケンジ、小沢剛、O JUN、小林孝亘、大竹伸朗、奈良美智、落合多武、丸山直文、島袋道浩、髙柳恵里、八谷和彦、宮島達男、ほか

【関連イベント】

第48回MOT美術館講座 シンポジウム「1995年に見えてきたもの」

登壇者:佐々木敦(批評家、早稲田大学教授)、椹木野衣(美術批評家、多摩美術大学教授)、速水健朗(ライター、編集者)、南雄介(国立新美術館副館長)
モデレーター:藪前知子(東京都現代美術館学芸員)
日時:2014年6月14日(土) 14:00~17:00(開場13:30)
会場:東京都現代美術館地下2階 講堂
定員:先着200名様 (*12:00よりエントランスにて整理券の配布を行います。)
参加費:無料 (*ただし、MOTコレクションのチケットが必要です。)

鼎談「1995年:戦争画 RETURNS、相談芸術大学、メガ日記、そして…」

登壇者:会田誠(美術家)、小沢剛(美術家)、八谷和彦(メディアアーティスト)
日時:2014年7月5日(土) 14:00~16:00(開場13:30)
会場:東京都現代美術館地下2階講堂
定員:先着200名様 (*12:00よりエントランスにて整理券の配布を行います。)
参加費:無料 (*ただし、MOTコレクションのチケットが必要です。)

担当学芸員による「もっと!MOTコレクション」
-学芸員がMOTコレクションの舞台裏をご案内します―

日時:6月7日(土)15:00-
日時:7月26日(土)11:00-
*各回ともに1時間程度
*予約不要。 ご参加の際にはチケットをお買い求めの上、 常設展示室入口にお集まりください。

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展覧会名|開館20周年記念 MOTコレクション特別企画  
クロニクル1995-
会期|2014年6月7日(土)-8月31日(日)
休館日|月曜日(7/21は開館)、7/22
開館時間|10:00-18:00(7月18日、25日、8月1日、8日、15日、22日、29日は21:00まで) ※入場は閉館の30分前まで
場所| 東京都現代美術館
HP| http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/chronicle1995.html
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